2017/11/03
韓国のTVオーディション番組『ファントム・シンガー』の優勝者で結成された、ミュージカルやオペラ出身者によるボーカル・グループ、フォルテ・ディ・クアトロが初来日を果たし、11月2日に千代田区・イタリア文化会館で1日限りのショーケース・ライブを行った。
リーダーのコ・フンジョン(テノール)、キム・ヒョンス(テノール)、イ・ピョリ(テノール)、TJソン(バス)の4人からなるフォルテ・ディ・クアトロは、韓国で今年5月にリリースしたデビュー・アルバム『フォルテ・ディ・クアトロ』が発売当日にゴールド・ディスクを獲得、さらにプラチナ・ディスクにも輝き、初の韓国内ライブ・ツアーでは早くも3万人を動員、とりわけソウル公演は4000枚のチケットが発売後15分で即完を記録するなど、早くも大人気となっている。
2017年11月1日に同アルバムで日本デビューを果たした彼らの初となる来日ショーケースには、ファンが200名駆けつけ、さらにメディア関係者を含め約400名がフォルテ・ディ・クアトロの日本デビューをいち早く目撃しようと詰め掛けた。
フォルテ・ディ・クアトロが登場するなりホールが黄色い歓声に包まれると、日本デビュー・アルバムから、「オデュッセイア」「Destino~運命」「ニュー・シネマ・パラダス」「永遠にあなたのもの」「遠い星のように」の5曲を歌唱。トークでは、「こんにちは、フォルテ・ディ・クアトロです。日本でアルバム・デビューが出来て光栄です」と日本語で挨拶。日本の印象を問われると、「コンビニの食べ物がレストランみたいに美味しい」と感激したことを話し、特にイ・ビョリは「セブンイレブンの卵サンドは本当に美味しいくて、大好きです」と話し、会場は笑いに包まれた。
またT.Jソンは「今日のお客さんは50人か100人くらいかと思っていたら、こんなにたくさんの人が来ていただいて驚きました。私たちのコンサートは普段3時間ぐらいなので、今日はさわりだけでしたが、また十分な準備をして日本に戻ってきたいと思います」と初めての日本でのリアクションの大きさに感激した様子で熱く語っていた。
アンコールでは「Destino~運命」の日本語バージョンを披露し、最後には再び日本語で「日本でのステージは私たちの“運命”です!」とメッセージを伝え、日本初ライブは大盛況のうちに終了した。その後、会場ロビーでは一部のファンとの懇親もあり、初めての日本のファンとの触れ合いを大切にしているメンバー達の姿が見られた。アジアのスーパー・ボーカル・グループ、フォルテ・ディ・クアトロが、日本の大人の女性達を中心にファンを増やしていく予感を感じさせる初来日イベントとなった。
(C)森リョータ
◎イベント情報
【デビュー・アルバム『フォルテ・ディ・クアトロ』リリース記念ショーケース】
2017年11月2日(木)
場所:イタリア文化会館 アニェッリホール
◎リリース情報
『フォルテ・ディ・クアトロ』
<限定盤>
UCCS-9047 3,980円(tax in.)
<通常盤>
UCCS-1225 3,240円(tax in.)
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