2017/11/02
2017年5月に始まったU2の【ヨシュア・トゥリー・ツアー2017】が10月に千秋楽を迎え、全50公演のチケット・セールスは約270万枚に上り、3億1,600万ドル(約360億円)以上の興行収入があったとツアー・プロモーターのライブ・ネイションが発表した。
これにより、同ツアーは2017年の興行収入ランキングの上位に入ることがほぼ確実になった。U2は2000年から計7回年間ツアー・ランキングTOP5を記録しており、内4回がNo.1だった。
【ヨシュア・トゥリー・ツアー2017】の最後を飾った中南米日程が2017年10月31日付の週間ツアー・ランキング“Hot Tours”に入っている。メキシコ、コロンビア、アルゼンチン、チリ、ブラジルの各国で計10公演が開催され、50万枚以上のチケット・セールスから6,960万ドル(約79億円)以上の収益があった。ブラジル・サンパウロのエスタジオ・ド・モルンビー・スタジアムでの最終公演は4日間全てがソールドアウトで27万人以上を動員し、3,200万ドル(約36億円)の興行収入があった。これはワンマンライブとして今年最も収益があったコンサートだ。
1987年3月にリリースされた『ヨシュア・トゥリー』の30周年を記念する世界ツアーは全公演がスタジアムで開催され、全公演で同アルバムから全ての曲が披露された。1回目の北米日程は5月12日から7月1日まで開催され、アメリカで15公演、カナダで2公演が行われた。その間、6月に【ボナルー・フェスティバル】でヘッドライナーも務めている。
欧州日程は7月8日にロンドンで始まり、8月1日にブリュッセルで終了。その後9月3日から再び全米で8公演が行われ、10月3日からメキシコシティで中南米日程がスタートし、25日にサンパウロで千秋楽を迎えた。
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