2010年のBRITアウォードのノミネーションではイギリス人女性が存在感を示した――といってもSUSAN BOYLEではない。

イギリス人アーティストのFLORENCE AND THE MACHINE、LILLY ALLEN、PIXIE LOTTが、2/16にロンドンのアールズ・コート・アリーナで開催されITV1で生中継されるこの賞の授賞式にそれぞれ3部門でノミネートされた。

LADY GAGAとイギリスのボーイ・バンド、JLSも3部門、また女性がフロントに立つLA ROUXは2部門でノミネートされた。

2009年にイギリスでもっとも売れたアルバム『I DREAMED A DREAM』（160万枚）を出したBOYLEはまったくノミネートされなかった。彼女がBPI主催の授賞式に登場する予定はまったくない。

「SUSANは今年の番組には出演しません」とBRIT委員会とソニー・ミュージックUKの社長であるGED
DOHERTYは語る。授賞式でパフォーマンスを行なうのはLADY GAGA、KASABIAN、FLORENCE AND THE MACHINE WITH DIZZEE RASCZAL、そして功労賞を受けるROBBIE WILLIAMSなどだ。

賞の主要12部門のノミネーションはBRITアカデミーの投票で決められ、1/18にロンドンの02にある会場で発表された。このイベントではLA ROUX、PIXIE LOTTらがパフォーマンスを行なった。

今年はBRITアウォードが始まって30年を祝し、この30年間のBRITパフォーマンスとBRITアルバムという2つの特別賞が設けられる。

JLSが新人ながら3部門ノミネートを果たしたものの、ブリティッシュ・グループ部門では2部門ノミネートのKASABIANが有力と見られている。
この部門で他にノミネートされているのはDOVES、FRIENDLY FIRES、MUSEだ。KASABIANはブリティッシュ・アルバムでもノミネートされている。