2017/10/23
2017年10月28日に【第30回東京国際映画祭】の一貫として、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催されるオールナイトイベント【ミッドナイト・フィルム・フェス】。ここで上映される映画『永遠の少女』の主題歌が、泉まくらの書き下ろし楽曲「永遠の少女」に決定した。
映画『Dressing Up』で鮮烈な長編デビューを飾った安川有果監督による最新作で、主演を【ミスiD 2014】グランプリの蒼波純が務める本映画。オールナイトイベント【ミッドナイト・フィルム・フェス】において、新進気鋭の若手映像作家による新作撮り下ろし短編10作品を上映する企画「SHINPA vol.6 in Tokyo International Film Festival」にて公開される。
主題歌「永遠の少女」を担当する泉まくらは、くるり主催【WHOLE LOVE KYOTO】出演や、パスピエとのコラボ音源「最終電車」のリリースなど、大きな注目を集めるヒップホップアーティスト。等身大の少女を歌いながらも、独特の世界観を醸し出し、多くのファンを虜にする彼女だが、今回、映画と同タイトルとなる主題歌でも少女の揺れ動く心情をのびやかな歌声で表現している。
蒼波純 アーティスト写真(C)野口貴司(San Drago)
萩原利久 アーティスト写真(C)sai
◎泉まくら-コメント
エンヤサンの書き下ろしてくれた曲を、流れていくような、風が吹いていくようなイメージで歌いました。映像に優しく溶け込むような曲だと思います。ぜひ映画と一緒に楽しんでください。
◎安川有果監督-コメント
目の前にあるものとその裏にあるもの、両方を感じながら演じる必要のある難しい役どころを、主演の蒼波さんは、カメラの前で堂々と存在感を発揮し、演じてくれました。萩原さんは、演技のアイデアが豊富で、曖昧な部分が多い役柄を、堂々と「曖昧でいいんだ」という説得力を持って演じきってくれました。二人とも、とても頼もしかったです。
「永遠」と「少女」という結びつかないふたつがひとつになっているこのタイトルは、まるで呪いの言葉のようですが、大人になる少し前には呪いの時期が必ずあり、 そこから抜け出す瞬間を描いてみたいという思いから、このタイトルをつけました。
脚本からイメージして、エンヤサンさんが作ってくださった主題歌は、泉まくらさんのうっとりするような歌声と素晴らしくマッチして、映画のラストを盛り上げてくれています。とても素敵な曲で、最近は電車の中でもよく聞いています。ぜひ、劇場で楽しんでもらえたら嬉しいです。
◎蒼波純-コメント
映画の中で何着か服を替えるのですが、私が持っていないような服を着たので新鮮で楽しかったです。
安川監督は撮影の段取りのときにこのシーンはこういうシーンと説明してくださったり、悩んでいるときにヒントをくださったりしてくださいました。
利久くんと初めて会ったのは4年前くらいでその時は女の子っぽくてきれいだなと思っていたのですが、今回映画で一緒に出させていただいて、背がすごく伸びて、顔も大人っぽくなっていてすごく印象が変わりました。
苦労したことは…草むらのシーンが結構あるのですが、そのシーンの時に何箇所も草で肌を切っていたらしくて、お風呂に入った時に足が何箇所かヒリヒリした時に気づいて少しびっくりしました。タイトルの「永遠の少女」がどういう意味なのか映画を見たらわかっていただけると思います。ぜひ見てください!!
◎萩原利久-コメント
撮影現場では1秒も無駄にすることなくみんなでアイディアを出しながら常によくなることを考えて取り組んだ現場でした。安川監督の求めるレベルに対応するために、今の自分の全てを使って演じました。作っている側も驚くような作品に仕上がってくると思うので今から楽しみです。
◎公開情報
第30回東京国際映画祭 公式出品作品『永遠の少女』
【ミッドナイト・フィルム・フェス!SHINPA vol6. in TIFF】
2017年10月28日(土)21:40~TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN9
(C)2017 YUKA YASUKAWA
出演:蒼波純、萩原利久、澁谷麻美、三坂知絵子、坂城君、河野宗彦、
監督・脚本:安川有果
撮影・照明:倉本光佑
録音・整音:日下部雅也
助監督:滝野弘仁
制作:佛木雅彦
音楽:小野川浩幸
主題歌:泉まくら「永遠の少女」
<STORY>
病衣姿の少女がふらふらと歩いている。そこに、大学生の隼人が偶然通りがかる。見たところ15、6歳である少女は、見た目が歳を取らない病気で、実験の為に近くの病院に閉じ込められていたのだ、と隼人に告げる。
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