2012/07/05
GACKT率いるバンド YELLOW FRIED CHICKENzが、7月4日に日本武道館で解散コンサートを開催した。
この日がライブ初披露となったアルバム『YELLOW FRIED CHICKENz I』収録曲「CIRCLE<.com>」よりスタートさせた彼らは、2メートルの炎が吹き上がる演出などで観衆を魅了。GACKTとJONが、着用していた黒いシャツを引きちぎって客席に投げ、上半身裸で熱唱する場面では、悲鳴にも似た歓声が沸き起こる。
その後、感動ナンバー「ALL MY LOVE<.jp>」なども届けると、GACKTは「最後の瞬間でも、絶対泣くんじゃないぞ。ここで終わりじゃない。ここから始まるんだ。お前たちはいつも一人じゃない。寂しくなったら、胸に手を当ててみろ。オレたちはいつもそばにいるから」と、最後の時を愛おしむように客席を見つめていた。
また、この日は彼の誕生日であったため、集まった1万人が「ハッピーバースデー」を大合唱したり、メンバーのメッセージ入りケーキが用意される一幕も。本人は喜びながら「すごいもんだよ。マリスミゼルをやっているころは、465歳になったら引退しようって言っていたのに、460ころから数えるのを忘れていた。ずっとこうして走ってきて、いろんなことにチャレンジして、少しでも追いかけてくれるお前たちにとって、誇りであれればいいなと思ってきた」とコメント。
さらに、「たかだか1ミュージシャンだけど、夢を叶えるっていうのはいくつになっても関係ない。生まれた環境も国籍も性別も関係なくて、どれだけあきらめずにやっていけるかが大切ってずっと思ってきた。それを受け取ってくれたみんなが、あきらめていたことをやってみようとか、そういうきっかけになってくれたらいい」と強い想いを口にした。
そして、「最後は笑ってさよならしようぜ」と全員で「また、ここで逢いましょッ<.jp>」を歌唱。「いつかまた会えると信じてるぞ!!!!」と再会を誓った。
◎メンバー コメント(ライブMC)
・YOU(g)「我らYELLOW FRIED CHICKENzは永遠に不滅です」
・TAKUMI(g)「みんなの背中を押したいと駆け抜けてきたけど、いつの間にかみんなに背中を押されていた。ありがとう」
・SHINYA(dr)「短かったけど、人生の中で濃い時間だった。死ぬときに思い出すんだろうなって光景がたくさんある」
・JON(vo)「終わるのは残念なことだけど、終わりが始まりでもある。本当にありがとう」
・U:ZO(b)「受け入れてくれたメンバー、みんなにありがとうございます」
・CHACHAMARU(g)「みんなと1年間過ごせたこと、すごく誇りに思います」
◎【YELLOW FRIED CHICKENz 煌☆雄兎狐塾 -破秘婆酒日解散祭-“泣くのは辞めな、笑ってサヨナラしましょうねぇ”】
7月4日(水)日本武道館 セットリスト:
01.CIRCLE<.com>
02.THE END OF THE DAY<.eu>
03.最終通告 COUNT DOWN<.jp>
04.SPEED MASTER<.eu>
05.LAST KISS<.jp>
06.EPISODE.0<.jp>
07.MIND FOREST<.com>
08.妄想 GIRL<.jp>
09.VANILLA<.jp>
10.恋愛 DRIVER~Foo さんの歌~<.jp>
11.JESUS
12.YOU ARE THE REASON<.eu>
13.ALL MY LOVE<.jp>
~ENCORE~
14.また、ここで逢いましょッ<.jp>
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