2017/09/29
最も成功している21歳以下のアーティストを米ビルボードが選ぶ2017年の“21 Under 21”リストで、ショーン・メンデスが1位に輝いた。カナダ・トロント出身で19歳の彼は、13歳の時にギターを始め、2015年の1stアルバム『Handwritten』(ハンドリトゥン)と2016年の『イルミネイト』(日本デビュー・アルバム)がどちらも米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得。現在ヒット中の「ゼアズ・ナッシング・ホールディン・ミー・バック」は自身の5曲目となるソング・チャート“Hot 100”TOP 20入りを果たした。今夏に行われたツアーは軒並みソールドアウトで、Billboard Boxscoreによると3,200万ドル(約36億円)以上の収益があった。
“21 Under 21”1位を記念し、米ビルボードがメンデスにインタビューを敢行。まだ10代の若きシンガー・ソングライターとしてのプレッシャーや先輩アーティストから受けたアドバイス、そして3rdアルバムについてなど、現在の彼の胸の内を聞いた。
◎自分の世代を代表として注目を浴びることについてどう思いますか?
最高な気分だよ。あまりにも速く色々なことが起きたことが信じられないし、僕のことをリーダーとして期待してくれることはすごく光栄だ。
◎ポップ・アーティスト、シンガー・ソングライターとしては若い方であることについてプレッシャーを感じたりはしますか?
どちらかと言えば、これからより大きく優れたことをする時間がまだあるという気分になるよ。ますます若い人が偉大なことを成し遂げられる世の中になってきていると思うから、他の若い人たちに僕みたいになってもらえるよう刺激できたらと願っている。
◎曲を書き始めた頃、年齢のせいで真剣に受け止めてもらえないとは考えませんでしたか?
もちろん。若いアーティストとしてまともに受け止めてもらうのは難しいよ。その烙印が常につきまとうせいで、僕自身まだ道のりは長いと感じている。でも現実として、僕が成長すると共に僕のファンも一緒に成長するから、いずれ(評価される時が)来るだろうと思ってるよ。
◎10代として一番誤解されている部分は何だと思いますか?
若者は人生経験が乏しいから特定のことを理解できないだろうという思い込みだろうね。あらゆる情報がすぐ手に入るから、文化やメディアなどについては若者の方が敏感でいられると思う。正しく使って努力さえすれば、今は若者の方が早く学んで、ずっと年上の人よりも知識を得ることだって可能だ。
◎10代だから特に難しいと感じる音楽業界の側面はありますか?
経験を持ち合わせていて、色々なことにもっと上手く対処できる人たちのペースについていくことが難しいね。でも今のところどうにかなっているし、利点の方が欠点を上回っているよ。
◎音楽業界を渡っていくためのアドバイスで一番為になったものは何でしたか?
一番為になったアドバイスは多分エド・シーランから初期の頃に言われた”努力し続けろ、止まるな”というのが一つと、テイラー(・スウィフト)のツアーで“ステージに上がったらみんなはただ楽しみたいだけだからあまり緊張するな”というのがすごく自信につながった。
◎ご自身のキャリアが軌道に乗ってからの最大の功績は何ですか?
難しい質問だけど、最近のツアーと、ここ1年で感じている自分の成長ぶりだと思う。
◎ここからどこへ向かおうと考えていますか?
(笑)断言するのは難しいけれど、今3rdアルバムを制作中だから、前作よりも良くて(スケールが)大きなものができるといいなって思ってるよ!
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