2017/09/24 11:45
桑田佳祐のアルバム『がらくた』が、ロング・セールスを記録している。
2017年8月23日にリリースされた『がらくた』は、9月4日付Billboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”に首位で初登場。168,681枚という初週売上枚数は、2017年にリリースされたソロ・アーティストによるアルバムとしては最高記録となるもので、ソロ活動30周年目にしていまだシーンを先導するクリエーティヴィティを世間にアピールする格好となった。
総合アルバム・チャート“Hot Albums”でも堂々の初登場首位を獲得した本作は、その後も好調なフィジカル・セールスを維持している。2週目の集計となった9月11日付“Top Albums Sales”では、36,043枚を売り上げたものの、TWICEと並んで新世代K-POPグループの代表格として支持を集めるBLACKPINKに惜しくも届かず2位。その差は約4,000枚であった。3週目の集計、9月18日付チャートでは、同じく80~90年代の音楽シーンを盛り上げた浜田省吾が2枚同時リリースしたR&Bカバー作に続いて3位。18,031枚を売り上げている。そして最新週、9月25日付チャートでは、11,951枚を売り上げて再び首位に返り咲いた。
SoundScan Japanのセールス・データから、都道府県別店舗売上のトップ5を抽出すると、以下の通りとなった。
●第1週
1位:東京
2位:神奈川
3位:大阪
4位:愛知
5位:埼玉
●第2週
1位:東京
2位:神奈川
3位:愛知
4位:大阪
5位:埼玉
●第3週
1位:東京
2位:神奈川
3位:愛知
4位:大阪
5位:埼玉
●第4週
1位:東京
2位:神奈川
3位:愛知
4位:埼玉
5位:大阪
『東京』、そして桑田の地元である『神奈川』が不動のトップ2。第1週で4位だった『愛知』は第2週以降、順位を上げて3位を維持。そして、第1週では5位だった『埼玉』が、第4週で『大阪』を抜いて4位にアップ。いまのところ順位変動はトップ5内で収まっているようだ。11月から10会場を巡るツアーが始まるので、それらの都市を中心に、今後もさらに堅実なセールスを積み上げていくことが予想される。引き続き、本作のセールス動向からは目が離せない。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



ちびまる子ちゃん×桑田佳祐、スペシャルコラボが放送決定
【ビルボード】桑田佳祐『がらくた』が総合アルバムV3、ミスチル配信ベストはトップ3に再浮上
FM COCOLO、桑田佳祐『がらくた』特集スタート! 全4回にわたり番組トークを公開
【ビルボード】桑田佳祐『がらくた』が4週連続トップ3入りでアルバム・セールスV2を果たす
【ビルボード】桑田佳祐『がらくた』が総合アルバム首位に返り咲き、浜田省吾の2作品が続く










