2017/09/20 22:55
広告代理店マンから癒し系ラッパーへ華麗なる転身を果たしたヒップホップ界の超新星、サー・ザ・バプティストがデビュー・アルバムを国内独占リリースした。
無名時代の2015年に発表したデビュー・シングル「レイズ・ヘル」が、アメリカの権威あるヒップホップ系音楽アワード【BET AWARD 2016】で『最もインパクトのある楽曲賞』にノミネートされ、一躍大きな注目を集めたシカゴ出身の超個性派シンガー/ラッパー、サー・ザ・バプテス。ゴスペルと2Pacに影響を受けたという彼は、デビュー前に大手広告代理店でマーケティング担当社員として働いていたという異色の経歴の持ち主で、広告マン時代にマクドナルドの音楽キャンペーンを手掛けたことから、本格的にラッパー/シンガーとして活動を開始。バプティスト派の牧師と宣教師を両親に持ち、幼い頃から教会で演奏し歌っていたこともあり、自ら“チャーチ・パブ・ラップ”、“ヒーリング・ヒップホップ”とゴスペルとヒップホップを融合させた“福音ヒップホップ”と呼べる独自のスタイルを確立し、2015年にシングル「レイズ・ヒル」でデビューを飾っている。
その後、メジャー・レーベルのAtlanticとの契約を勝ち取った彼は、ジェイ・Zがキュレーターを務めた【Made In America】フェスに出演した際、なんとジェイ・Z本人からファンであることを告げられ、翌月にブルックリンで行われたジェイ・Z主宰のイベント【Tidal X:1015】の出演オファーを受ける。さらにスティーヴィー・ワンダーがオーナーを務めるロサンゼルスのラジオ局KJLHにゲスト出演した際、スティーヴィー自らも番組に登場。「君の音楽は素晴らしい。僕は君の音楽を聴いて、直接インタビューしなきゃと思ったんだ」と直々に激励を受けている。
各方面から大絶賛を受けた彼は、2017年5月に配信のみで1stアルバム『セイント・オア・シナー』をリリースし話題となっていたが、今回、日本限定でCDリリースが実現した。ブランディー、レイ・J、ミシェル・ウィリアムズ(元ディスティニーズ・チャイルド)、ケケ・ワイアットなど、大物から実力派、個性派まで、縦横無尽で多彩なアーティストがゲスト参加したこのアルバムで、音楽界のレジェンドたちを軒並み魅了しているサー・ザ・バプティストの音楽をチェックしてみよう。
◎作品情報
アルバム『Saint Or Sinner / セイント・オア・シナー』
2017/9/20 RELEASE
WPCR-17870 1,980円(tax out.)
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