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2017/09/19

香川照之「当時、私の息子が数字に興味を…」 「半沢直樹」の名ぜりふはアドリブだった

 「おいしい顔」を披露した香川照之
 「キリン のどごし ZERO」新CM発表会が19日、東京都内で行われ、新広告キャラクタ-に起用された香川照之が出席した。
 この日“キリンビ-ル社員”として登壇した香川は、新商品に関するプレゼンテ-ションを実施。まずは「キリンビ-ル、マ-ケティング部の香川でございます」とあいさつすると「お時間は15分ほどを予定していますが、プレゼンに熱を帯びた場合は最大延長8時間と聞いております。覚悟していただきたい」と語り、笑わせた。
 プレゼンでは、過去の出演ドラマの“名ぜりふ”を連発した。商品の特長である「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」の説明を行う中で、香川は「うまいゼロ。ゼロは倍にしても、100倍にしても、答えはゼロです!」とTBS系ドラマ「半沢直樹」のせりふを再現すると、このせりふが息子の言葉から生まれたアドリブだったことを明かした。
 主人公と対立する大和田常務役で話題を呼んだ香川は「当時、私の息子が数字に興味を持ちまして。『パパ、ゼロというのは何倍してもゼロなんだよ。無限を掛けてもゼロなんだよ。ゼロってすごいね!』と話していたのを、私も思わず(撮影)現場で言ってしまったんです」とエピソ-ドを披露。「単なるアドリブが5年をたった今でも、まだ、言わせてもらっている。ありがたい」としみじみ語った。
 また消費者アンケ-トにおける「これまで満足できるゼロ商品がなかった」という意見に「申し訳なかった。“土下座”をしたいぐらい」と謝意を示した。
 香川は「しかしその中で当社として100パ-セント、いや200パ-セント、いや、500パ-セントの自信を持って!世の中にお届けするのが、この商品でございます!」と、次は警察内部の闘いを描き、高視聴率を記録したドラマ「小さな巨人」のワンシ-ンをアレンジした。
 香川は、大のビ-ル好きだそうで「夜、仕事を終わってビ-ルをプシュッと開ける瞬間が何よりも幸せ」だという。会見の最後には「きょうは大役を預かり非常に緊張しておりましたが、無事に終わりホッとしています」と笑顔を見せると、「うまいゼロに乾杯!」と自ら商品を試飲。「うまいっ!」と得意の“顔芸”を披露した。

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