2017/09/03
9月4日付のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で、8月23日にリリースした桑田佳祐のソロ活動30周年を飾るニュー・アルバム『がらくた』が首位を獲得した。
本作は、ソロ名義のオリジナル・アルバムとしては、前作『MUSICMAN』以来約6年ぶりとなるもので、初回生産限定盤A~C、通常盤、アナログ盤の5形態でリリースされた。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』主題歌「若い広場」、『WOWOW開局25周年』CMソング「ヨシ子さん」、JTB 2017 TVCMソング「オアシスと果樹園」をはじめとし、8曲もの大型タイアップ楽曲を含む、全15曲を収録。また、初回生産限定盤には、7月にビルボードライブ東京にて行われたプレミア公演の模様を一部収録したボーナス・ディスク、全120ページに及ぶ特製ブックレットが付属している。
初動3日間での売り上げ104,926枚をその後も順調に伸ばし、初週累計売上は168,681枚だ。SoundScan Japanのセールスデータから都道府県別店舗売上のトップ10、地域別店舗売上のトップ5を抽出すると、下記のようになった。
<都道府県別>
1位:東京
2位:神奈川
3位:大阪
4位:愛知
5位:埼玉
6位:北海道
7位:千葉
8位:福岡
9位:兵庫
10位:静岡
<地域別>
1位:関東
2位:近畿
3位:中部
4位:九州
5位:東北
店舗売上を都道府県別で見てみると、まずトップに東京。続いて2位には桑田佳祐の出身地である神奈川が、大阪と愛知に大差をつけてチャート・イン。この結果からみても、やはり神奈川、関東圏で不動の強さを誇っていることがわかる。そして3位に大阪、4位に愛知、5位に埼玉と大都市を抱える地域がトップ5に名を連ねた。6位以下は、北海道、千葉、福岡、兵庫、静岡となっており、局地的なセールスがあったわけでなく、全国各地からの支持が集まった結果、16万枚を超える数字を出したと言える。これから先、どこまで売上げを伸ばすことができるのか、今後のセールスにも注視していきたい。
そして、30周年を迎えさらにパワーアップした桑田佳祐。今秋より、本作のリリースを引っ提げ、【桑田佳祐 LIVE TOUR 2017「がらくた」】で全国のアリーナ&5大ドームツアーを開催する。
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