2017/08/27 12:00
2017年8月28日付のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”では、星野源の10thシングル『Family Song』が首位を獲得した。
8月16日にリリースされた『Family Song』は、初動3日間で155,502枚を売り上げ、その後約4万枚伸ばして、初週累計売上193,599枚となった。9thシングル『恋』の初週累計売上は82,394枚で、自身最大のヒット作となった前作の倍以上となる初週累計売上を記録した今作。それでは、前作からの売上の伸び率が最も高かった都市はどこなのか。SoundScan Japanの都道府県別セールス・データを抽出し、上位10位までを並べてみた。
1位:愛媛 304%増
2位:和歌山 116%増
3位:高知 96%増
4位:福井 94%増
5位:鹿児島 92%増
6位:長崎 91%増
7位:徳島 90%増
8位:宮崎 89%増
9位:新潟 85%増
10位:長野 82%増
トップ10内に四国から3都市がランクインした。そして鹿児島や長崎、宮崎といった九州地方からも3都市がトップ10入り。首都圏から離れている都市が多く上位に入っているので、それだけCDを購買するユーザーが全国的に増加したのだろう。総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”を見てみると、「恋」大ヒットの最大の要因となった動画再生では10位で伸びしろアリなので、今後「Family Song」を「恋」のようなロング・ヒットにつなげるには、デジタル領域をいかに制するかがカギとなりそうだ。
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