2012/06/21
予定されていたBBC音楽オーディション番組「ザ・ヴォイスU.K.」のツアーが、チケットの売れ行き不足により取り止めとなったと、Telegraphが報じた。同ツアーはマンチェスターやブライトンを含むU.K.11都市を回り、番組の8人のファイナリストをお披露目する予定だったもの。チケット購入者は払い戻しとなる。
NBCのヒット番組「ザ・ヴォイス」のU.K.編となる「ザ・ヴォイスU.K.」は、2,000万ポンド(3,100万ドル)のBBC Oneチャンネルの番組である。今年始まった最初のシーズンは堅調な滑り出しを見せ、数週間はサイモン・コーウェルの「ブリテンズ・ゴット・タレント」を打ち負かしたが、その後視聴率は急落した。ウィル・アイ・アム、トム・ジョーンズ、ダニエル・オドナヒュー、そしてジェシー・Jが審査員及びコーチとして出演している同番組は、ピーク時の4月後半は1,100万人近くの視聴者がいたが、シーズン最終話ではわずか700万人にまで落ち込んだ。
Telegraphによると、優勝者のLeanne Mitchellは業界大手のユニヴァーサル・ミュージックとの契約を獲得したが、彼女のデビューシングルの配信は初週トップ40入りを果たせなかったとのことだ。
「ザ・ヴォイスU.K.」をサポートし続けているBBC曰く、最初のシーズンでの平均視聴者は920万人に達しているとのこと。この数字は、2001年の調査法変更以降、エンターテインメント番組における最高のスタートながら、BBC Oneの担当者ダニー・コーエンは、局は最初のシーズンの経験から“学ぼう”とするだろうと話す。
U.S.編の「ザ・ヴォイス」もシーズンを通して同じような視聴率低下がみられており、初回から40%ダウン。「Super Bowl」の次ぐ数字となった。
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