2017/08/21
故ジョージ・マイケルが長年支援していた、重病患者に食事を届ける活動をしている米ロサンゼルスのNPO、プロジェクト・エンジェル・フード(PAF)が2017年8月19日に資金集めのガラ・パーティを開催し、昨年のクリスマスに53歳で亡くなったジョージに敬意を表した。
1993年、PAFが財政難に陥っていると聞いたジョージは、頼まれもせずに小切手を同団体の玄関先にひっそりと残してから毎年2.5万ドル(約270万円)を継続して寄付した、個人としては最大の後援者だった。
ガラ・パーティでは米エンターテイメント業界を代表する様々なアーティスト、業界関係者、そして実業家たちが同NPOのために自ら募金したり特別な体験をオークションにかけたりしていたが、中でも目立っていたのがステージでジョージのカヴァーなど3曲を披露したアダム・ランバートだった。
「ジョージ・マイケルは天から与えられた神の声の持ち主だった。そして彼はこの団体のために50万ドル(約5,500万円)も募金したんだ」と彼はコメントし、ジョージの1987年のヒット「ワン・モア・トライ」と「フェイス」、そしてクイーンの「愛にすべてを / Somebody to Love」を歌った。
現在クイーンのフロントマンとしてツアーをしているランバートは、「クイーンの曲を2、3歌えるようになったんだ」とジョークを交えながら、ジョージが1991年にフレディ・マーキュリーのトリビュート盤で「愛にすべてを」をレコーディングし、それがヒットしたことに触れ、「だからここで円を繋げようと思うんだ」と曲紹介をしていた。
◎ファンによるライブ映像
https://youtu.be/9FrMAg5RLs8
https://youtu.be/LmBRAiEdv2c
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