2017/08/08 08:00
8月8日はジャズの発展に貢献したアルトサックス奏者、キャノンボール・アダレイの命日。
キャノンボール・アダレイことジュリアン・アダレイは1928年9月15日、アメリカ・フロリダ州タンパ生まれ。ニックネームの“キャノンボール”は火の玉という意味だが、実は大食漢=キャンニバルであることが由来となっている。
50年代にニューヨークで音楽活動をスタートさせたアダレイは、マイルス・デイヴィスのグループに参加したことで一躍注目を集める存在に。1958年にキャノンボール名義でリリースされたマイルスの実質的リーダー作『サムシン・エルス』は名盤中の名盤としてあまりにも有名。また、冒頭のシャンソン楽曲「枯葉」はのちにジャズ・スタンダード曲となった。マイルスのもとを離れた後は、弟でコルネット奏者のナット・アダレイらと自らのクインテットを結成。1966年に発表した『マーシー・マーシー・マーシー』と同名シングルが大ヒットを記録し、グラミー賞を受賞。抜群のリズム感とテクニックを生かしたセンス溢れるプレイでソウル・ジャズ、ファンキー・ジャズの立役者としてシーンの発展に貢献を果たした。キャノンボール・アダレイは1975年8月8日に46歳の若さでこの世を去っている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
<ライブレポート>B'zが37年の歴史でファンと築き上げたパッション――ライブツアー【B’z LIVE-GYM 2025 -FYOP-】
2
<ライブレポート>Snow Man、自身2度目の5大ドームツアー開催 “カリスマ性”を発揮した東京ドーム初日公演
3
JUNON(BE:FIRST)ら『WIND BREAKER』メインキャストを捉えたオフショット一挙公開
4
【先ヨミ・デジタル】King & Prince『STARRING』DLアルバム首位独走中
5
DOMOTO、「愛のかたまり」Spotify Live VersionをYouTubeプレミア公開&『THE FIRST TAKE』音源も配信へ
インタビュー・タイムマシン
注目の画像



【かわさきジャズ2017】テーマは“多様性”と“コラボレーション”、10日間のジャズフェスティバルが今年も開催
新世代ジャズ・シーンをリードするカリスマ・トランペッター、クリスチャン・スコットの東阪来日公演が決定
TOKYO FM『ジャズ100年~世紀を超える音楽~』でギタリスト・小沼ようすけがジャズ100年の歴史を辿る
ケンドリック・ラマーからスヌープ・ドッグまで手掛ける注目プロデューサー/サックス奏者、テラス・マーティンの東阪来日公演が決定
















