2017/06/19
マイリー・サイラスの弟ブレイソンが、【ミラノ・ファッション・ウィーク】のドルチェ&ガッバーナ(D&G)2018年春コレクションでモデルとしてランウェイ・デビューを果たした。インスタグラムを通じて弟にお祝いを言い、活躍を喜んだ彼女だったが、最後にD&Gに対する自分の考えを正直に述べたところ、ステファノ・ガッバーナから思わぬ反感を買うこととなってしまった。
彼女は、「PS D&G、私は貴社の政治的信条には強く反対しています。でも若いアーティストを起用し、彼らの良さを皆に見てもらえるような場を設けている努力は支持します」とキャプションで綴った。何に関して反対なのかは具体的に書かれていなかったものの、D&Gが米ファースト・レディのメラニア・トランプが贔屓にしているブランドだからか、同性愛カップルによる養子縁組を批判したり、代理出産や体外受精をバッシングして物議を醸したからか、毛皮の使用を止めようとしないからか、考えられる理由はいくらでもある。
この投稿に激怒したガッバーナは、マイリーの投稿に“無知め!”とコメントし、彼女の“バカなコメントのせいで“今後二度とブレイソンとは仕事をしないと書いた。そしてそれだけでは気が済まなかったのか、自分のアカウントにブレイソンの同じ写真を投稿し、「我々はイタリア人で、政治に興味はなく、アメリカの政治になんて特に関心がない!我々はドレスを作るのが仕事だ。投稿で政治を語れると思っているのならそれはただ無知なだけだ。あんたの投稿やコメントなんていらないから、今後は無視してくれて結構!#boycottdolcegabbana」とキャプションに怒りをぶつけた。
今のところマイリーはガッバーナの投稿に反応していないようだが、この騒動で一番迷惑を被っているのは、せっかく軌道に乗りかけたモデル仕事に思わぬところから横やりが入ってしまったブレイソンだろう。
◎マイリー・サイラスによる投稿
https://www.instagram.com/p/BVceeVHB_OL/
◎ステファノ・ガッバーナによる投稿
https://www.instagram.com/p/BVdkITgl-Vk/
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