2017/06/16
ドクター・ドレーが、自身の故郷米カリフォルニア州コンプトンにあるコンプトン高校にパフォーミング・アーツ・センターを建設するため、1,000万ドル(約11億円)の支援を約束した。残りの建設資金も彼が責任を持って集めるとのことだ。
2020年までに起工されるこのセンターには1,200人が収容可能な劇場と、デジタル・メディア・プロダクションを教えるための機材が完備される。「私の目標は、子供たちに与えられて当然のツールと知識を提供することです。このパフォーミング・アーツ・センターは、若者たちが創造性を発揮することで、教育を継続し将来を前向きに決めるための支援の場になります」と彼は声明でコメントしている。
ラッパー、プロデューサー、そして人気ヘッドホン・ブランドBeatsを創設した実業家でもある彼は、2015年にリリースしたアルバム『コンプトン』の印税を、コンプトン市に新しいパフォーミング・アーツ施設を建設するために全額寄付すると公言していた。ようやくこのアイディアが実現に向けて動き出した形だ。
学区の教育委員会のMicah Ali副委員長は、「ドクター・ドレーは構想を現実にするために進んで学区と手を結びました。本当の意味で地域社会へ還元する行為で、生徒たちが奮起し、成功しようとする柔軟な努力に直接影響することでしょう。本当の意味で先頭に立ち、自分の地元を決して忘れないという模範を人々に示す行為です」と称賛した。
ドクター・ドレーは2013年にもBeatsの共同創設者でレコード・プロデューサーのジミー・アイオヴァインと手を組み、南カリフォルニア大学にAcademy for Arts, Technology and the Business of Innovationを新設するために尽力した。
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