2017/06/14
2017年6月9日と10日にかけてストックホルムで行なわれた【Summerburst Festival】に登場したジャスティン・ビーバーが、ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーの「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」を歌わない(歌えない?)と観客に話したところ、ペットボトルを投げつけられるというハプニングがあった。
観客からリクエストを受けた彼は、「“デスパシート”はできないよ。(歌詞を)知らないんだ」と、スペイン語の歌詞を覚えていないことを素直に認めた。その後、飛んできたペットボトルを避けると、「僕に向かってものを投げないでください」と冷静に対応していた。
5月にはニューヨークのナイトクラブで「デスパシート」を歌ってみたもののうまくいかず、「歌詞が分からないから“ドリトー”って言うんだ」などとアドリブしている動画が出回った。
ジャスティンが歌詞を忘れてしまったことに関してフォンシは、「あのコーラスは、僕みたいにスペイン語が母国語のシンガーにとっても簡単に歌えるものじゃない」と擁護している。彼はまた、「ラテン音楽にとって、ジャスティンのような世界的な大スターがあの曲をやってくれたこと、しかもスペイン語でやってくれたことの意義は大きい」といい、「僕も外国語で歌ったことがあるから、どれだけ難しいことなのか分かるんだ」と理解を示している。
フォンシの言葉通り、ほぼスペイン語で歌われている楽曲としては1996年の「マカレナ」以来、約20年ぶりに米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」は、数々のジャスティンの失態にもかかわらず現在5週連続で首位の座をキープしている。
◎ファンによる映像
https://youtu.be/beePvCPurTk
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