2017/06/13
生田斗真と広瀬すずが出演する映画『先生!』の主題歌が、スピッツの書き下ろしによる「歌ウサギ」に決定した。
『先生!』は、7年間に渡り別冊マーガレットで長期連載された、累計発行部数570万部突破の大ヒットコミックが原作。何もかもが純粋で不器用な17歳の響(広瀬すず)が抱く、ぶっきらぼうな性格だが生徒思いの世界史教師、伊藤(生田斗真)への淡い初恋が描かれている。今回、新たな本編画像が公開され、響、浩介(竜星涼)、千草(森川葵)ら親友3人組が階段に腰かけ、恋心を抱く関矢先生(中村倫也)へのラブレターを手にはしゃぐ千草と、そんな千草を横目にラブレターを覗く響、浩介の仲睦まじい様子が映し出されている。
本作の原作者・河原和音は連載当時、スピッツの曲を聴きながら物語の世界感を膨らませていたといい、メガホンを取った三木孝浩監督も、脚本作りや衣裳合わせなどの製作準備段階からスピッツの曲を実際に聴いてイメージしながら進めていたことから、今回のスピッツ起用が決定した。
こうした原作者・監督はじめ製作側の熱烈オファーに応え、新曲「歌ウサギ」を手掛けたスピッツは、「恋愛は大体がキレイ事ではありません。でもそんな中で悩んでもがくのが醍醐味だとオジさんたちは思うのです。恥ずかしい思い出と向き合いながら作った曲ですが、この可愛い恋愛映画に寄り添うことが出来れば幸いです」とコメントしている。なお、映画『先生!』は10月28日より新宿ピカデリー他全国ロードショー。
◎コメント全文
・スピッツ
恋愛は大体がキレイ事ではありません。でもそんな中で悩んでもがくのが醍醐味だとオジさんたちは思うのです。恥ずかしい思い出と向き合いながら作った曲ですが、この可愛い恋愛映画に寄り添うことが出来れば幸いです。
・三木孝浩監督
スピッツさんの歌は僕にとってずっと、片想いの音楽でした。届かぬ想いのほろ苦さや、たわいもない卑屈な自己憐憫を優しく包んで肯定してくれる、あの頃の自分にとって無くてはならない存在でした。今回そのスピッツさんにお願いすることができて、本当に嬉しく思います。この主題歌「歌ウサギ」も、大人になっていくことへの寂しさをどこかで感じながら甘い感傷がたまらなく心地よい、『先生!』の世界をより深く増幅させてくれる最高の曲になったと思います。エンドロールでこの曲を聴きながら、観客の皆さんが誰かをひたむきに想っていた頃を思い出してくれたら嬉しいです。
・原作者・河原和音
『先生!』を描いていた時、ちょうどスピッツさんばかり聴いていたので、主題歌がスピッツさんの新曲だと伺った時は畏れ多いな、幸せだなと思いました。拝聴して、優しくて噛み締めたくなる曲と歌詞で、特に後半部分は漫画を描くとき自分もそういう表現をしていきたい!と思いました。恋に関して私自身も、漫画の中のキャラ達もみんな悩んでいるので勝手にリンクさせています。
◎公開情報
『先生!』
2017年10月28日より新宿ピカデリー他全国ロードショー
原作:河原和音『先生!』(集英社文庫コミック版)
主題歌:スピッツ「歌ウサギ」(ユニバーサルJ)
監督:三木孝浩
脚本:岡田麿里
制作プロダクション:ドラゴンフライ エンタテインメント
出演:生田斗真、広瀬すず、竜星涼、森川葵、健太郎、中村倫也、比嘉愛未、八木亜希子、森本レオ
製作:映画「先生!」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)河原和音/集英社
(c)2017 映画「先生!」製作委員会
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