2017/06/01
ボリショイ・バレエが約2年半ぶりの日本公演のために来日し、6月1日に都内にて記者会見を行った。
同バレエが初めて来日したのは1957年のことで、今年は初来日からちょうど60年目となる。今回のツアーで来日したのは、バレエダンサー、オーケストラ、舞台スタッフを含めると総勢230人以上。舞台装置も、本場ボリショイより運ばれ、計8つのコンテナが日本に持ち込まれた。
今回、上演されるのは「白鳥の湖」、「ジゼル」、「パリの炎」の3演目で、「パリの炎」は今回が日本初演となる。同バレエのマハール・ワジーエフ監督は「パリの炎」について、「私が好きな振付家の一人であるラトマンスキーが作り上げた素晴らしい作品。日本の皆さんも、きっと気に入られるでしょう」と太鼓判を押した。
また、日本でも高い人気を誇るプリンシパルのエフゲーニャ・オブラスツォワは、「日本で「ジゼル」と、「パリの炎」を踊るのは今回が初めて。責任を感じています」、そしてリーディング・ソリストのイーゴリ・ツヴィルコは、「日本の聴衆の皆様は、ボリショイのダンサー素晴らしいダンサーを60年間も見てこられました。私達も、その先輩たちの踊りに引けをとらないよう誇りを持って踊りたい」と、それぞれ意気込みを述べた。
また、会見には2016年にワガノワ・バレエ・アカデミーを卒業したばかりの新星アリョーナ・コワリョーワも登場。初来日への意気込みの質問に対し、監督は「褒めるのはまだ早い。まずは彼女の踊りを生で見に来て欲しい」と述べ、コワリョーワも笑顔で応じた。ボリショイ・バレエ 2017年日本公演は6月2日の広島公演を皮切りに、6月18日大阪公演まで全15公演行われる。
◎公演情報【ボリショイ・バレエ ボリショイ劇場管弦楽団 2017年日本公演】
6月2日(金)広島文化学園 HBGホール 18:30
6月4日(日)東京文化会館 13:00 / 19:00
6月5日(月)東京文化会館 19:00
6月7日(水)東京文化会館 18:30
6月8日(木)東京文化会館 13:00 / 19:00
6月10日(土)滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール 14:00
6月11日(日)東京文化会館 18:00
6月12日(月)東京文化会館 18:30
6月14日(水)東京文化会館 19:00
6月15日(木)東京文化会館 19:00
6月16日(金)仙台銀行ホール イズミティ21 19:00
6月17日(土)大阪フェスティバルホール 17:30
6月18日(日)大阪フェスティバルホール 16:00
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