2017/05/18
ボルダリングの魅力をPRした、(左から)野口啓代選手、武井壮、野中生萌選手
東京2020公認プログラム「三井不動産クライミングパ-ク for TOKYO 2020」オ-プニングイベントが18日、東京都内のア-バンドック ららぽ-と豊洲で行われ、武井壮と日本を代表するトップクライマ-の野口啓代、野中生萌の両選手が出席した。
5月18日から4日間開催される同イベントは、スポ-ツクライミングを気軽に体験し、その魅力を多くの人に知ってもらおうというもの。日本を代表する選手が講師となり、一流アスリ-トの技を間近で見て体験しながら学ぶことができるプログラム「クライミングアカデミ-」も実施される。
武井は「誰でも来られるショッピングモ-ルのど真ん中に、新しく増えた競技がこうやってできていて、親しみやすくなりますよね」と語り、「お子さんが『なにこれ-!』って登ったところから五輪選手が育つかもしれない。2020年には東京中のすべての壁がボルダリングになっていたらいいなと思う」と未来の五輪選手誕生に期待を寄せた。
元陸上十種競技選手の武井は「毎日1時間フィジカルトレ-ニングをやっています」とストイックな体力づくりを明かし、ボルダリングも「いくつかテレビの取材で経験させてもらったけど、すごい競技ですよ。野生の動物に近い能力を持った選手が多く、驚愕しています。見た目にそぐわない恐ろしい能力を持っていますから」と敬意を表した。
野口選手と野中選手が登場すると「2人ともかっこいいでしょう。膝に打ち身みたいのがいっぱいあって、それすらも美しく感じる」とうっとり。野中選手は「一番は達成感。登りきった時の達成感はものすごいと思います」、野口選手は「競技を通してたくさんの方とつながれる。国際大会に出ていなかったら海外の選手とも友達になれなかった」とそれぞれ競技の魅力をアピ-ルした。
最後にイベントのためにアレンジした、横移動のタイムを競うスピ-ドウォ-ルで3人がスピ-ド対決。「2人ともトップアスリ-トですけど女子なので。負けるわけにはいかない」と気合十分の武井だったが、結果は武井が5.13秒、野口選手が3.40秒、野中選手が2.76秒と完敗した。それでも「練習では7秒台がマックスだったけど、本番で2秒近く縮めてくるこのタレント力。恐るべし武井壮」と自画自賛して笑わせていた。
エンタメ OVO
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