2017/05/09
先週末、アデルのマネージャーになりすまして【ローリング・ラウド】フェスティバルのケンドリック・ラマーのライブ・チケットを騙し取ろうとした夫婦が逮捕されたとマイアミ・ヘラルド紙が報じた。
逮捕されたジャスティン・ジャクソンとエンジェル・リー夫妻は、以前にもアデルのマネージャー、ジョナサン・ディッキンズになりすまし、リアーナ、アッシャー、ドレイク、ケイティ・ペリー、クリス・ブラウン、ファレル・ウィリアムスからライブ・チケットやグッズを無料で入手しようとしていた。
ジャクソンとリーがディッキンズの名を騙って詐欺を働いたことにより、不審に思った各アーティストの代理人からディッキンズ本人へメールが届くようになった。ディッキンズが1年以上前にマイアミ・デイド警察に被害届を出したことから捜査が始まっていた。
容疑者夫婦がラマーのレーベル、インタースコープに連絡した際、詐欺を疑ったレーベル側がディッキンズ本人に確認を取った。ディッキンズから通報を受けた警察がプロダクション・マネージャーを装ったおとり捜査を仕掛け、指定された公園にチケットを受け取りに現れた容疑者夫妻を逮捕した。二人は重窃盗罪と個人情報窃盗の罪に問われている。
ジャクソンが有名人の代理人になりすましたのは今回が初めてではない。2007年にはマドンナの代理人のふりをし、240万ドル(約2.7億円)相当のジュエリーを貸し出すようニューヨークのブティックを説得し、後にこのジュエリーを質に入れた。2年の実刑判決を受けている。
マイアミ・ヘラルド紙によると、彼は2014年にも元バスケットボール選手でオバマ前大統領補佐官のレジー・ラヴとオプラ・ウィンフリーの甥でOWN TV幹部のスコット・ガーナーになりすましたとして告訴されている。この時もグッズを無料で入手しようとしたり、ファッション・ブランドのペリー・エリスやフロリダの高級ホテルで職を得ようとしていた。連邦裁判所判事がジャクソンとリーに対し、詐欺をやめるよう命じていた。
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