2017/05/06
ウクライナ出身のダンサー、セルゲイ・ポルーニンが来日し、4月27日に行われたドキュメンタリー『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』特別上映会で、世界に衝撃を与えた『Take Me to Church』のパフォーマンスを披露した。
その全身に刻まれたタトゥーと澄んだ白い光が印象的な『Take Me to Church』の動画は、YouTubeで公開されるや圧倒的な魅力で全世界1,800万回以上の再生数をカウント。当時、ポルーニンを知らず、バレエファンでなくとも、一度目にすれば魅了されてしまう、衝撃的な動画の1つだったのではないだろうか。
ヌレエフの再来と言われ、身体的才能と家族の献身的なサポートにより19歳で史上最年少の英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルとなったポルーニン。しかし一躍スターダムに上り詰めたわずか2年後、人気のピークで電撃退団し、世界中でその行動を非難された「異端児」でもある。
東京芸術大学奏楽堂の堂々たるパイプオルガンの下、グラミー賞にノミネートされたホージアのヒット曲『Take Me to Church』にて披露されたパフォーマンスは荘厳な雰囲気をたたえ、プレミアイベントに招待された約1,000人ものゲスト達は、動画とはまた別の顔を見せるその踊りを、息をのんで見守っていた。
類い希な美貌と才能、そして桁違いの努力を経て、世界の頂点とどん底を歩んだセルゲイ・ポルーニン。バレエの枠を飛び出して世界的に注目される天才の半生を追う、ドキュメンタリー『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』。2017年7月15日より、Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
◎公開情報
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』
2017年7月15日ロードショー
◎セルゲイ・ポルーニン『Take Me to Church』by ホージア
https://youtu.be/c-tW0CkvdDI
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