2017/04/24
2017年4月14日に全米公開され、歴代オープニング興行成績の記録を塗り替えた映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』。大人気シリーズ『ワイルド・スピード』の第8作目で、前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)も、 歴代興行収入ランキング第6位にランクインする大ヒットを記録した。
前作、『ワイルド・スピード SKY MISSION』は映画のみならず、サウンドトラック盤も大ヒットし、本作からシングル曲としてリリースされた、ウィズ・カリファの「シー・ユー・アゲインfeat.チャーリープース」は、全米ソング・チャート10週のNo.1をマーク、同年の年間チャートでは3位にランクインした。
ウィズ・カリファは、新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』のサントラ盤にも参加していて、冒頭を飾る「ギャング・アップ」で、ヤング・サグ、2チェインズ、PnBロックとコラボしている。「シー・ユー・アゲイン」とは対照的なアップ・チューンで、この曲の他にも、人気ラッパーたちが楽曲を提供した、ヒップホップ・アルバムに仕上がっている。
2曲目の「ゴー・オフ」は、「バッド・アンド・ブージー」が大ヒットしている、ミーゴズのクエヴォとリル・ウージー・ヴァート、それにトラヴィス・スコットの3者がコラボしていて、そのミーゴズは、5曲目に収録されている「シーズ・ザ・ブロック」にも参加している。
この2曲の他にも、全米ソング・チャートでTOP10入りした、「トンネル・ヴィジョン」が大ヒット中のコダック・ブラックとア・ブギー・ウィット・ダ・フーディ、そしてPnBロックによる「ホーセズ」、D.R.A.M.の「ブロッコリー」や、カイルの「アイスパイ」のフィーチャリング・ゲストとして人気を博した、リル・ヨッティの「ママシータ feat. リコ・ナスティー」など、トラップ・ソングが目白押し。昨年「ホワイト・アンバーソン」を大ヒットさせた、ポスト・マローンの「キャンディー・ペイント」も優秀。
ミディアム・テンポのG・イージー&ケラーニのコラボ曲「グッド・ライフ」、レゲエ要素を取り入れたケビン・ゲーツの「911」、お祭り番長ことビットブルと、フィフス・ハーモニーを脱退したカミラ・カベロがコラボした、ラテン・ハウス調の「ヘイ・マ」など、前者とはまた違うナンバーもあるが、いずれもアップ系のナンバーが多い。
同サントラ盤は、映画公開と同日の4月14日に世界同時リリースされていて、全米アルバム・チャートで首位デビューを果たす可能性が高い。映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4月28日に日本公開される。
Text: 本家 一成
◎リリース情報
『ワイルド・スピード ICE BREAK』
サウンドトラック
2017/04/14 RELEASE
2,138円(tax incl.)
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像