2017/04/24
2017年4月14日~16日に開催された【コーチェラ・フェスティバル2017】で、ビヨンセの代わりに急遽トリを務めたレディー・ガガが、後半のメドレー前に披露した新曲「ザ・キュア」を、サプライズ・リリースした。既に60か国の国と地域でiTunesチャート首位を獲得していて、世界中で大きな話題を呼んでいる。
制作に参加したのは、ガガの大ヒット曲「ボーン・ディス・ウェイ」(2011年)や「アプローズ」(2013年)などを手掛けたDJホワイト・シャドウ、そしてセレーナ・ゴメスやブリトニー・スピアーズなどの人気シンガーを担当する、ニック・モンソンの2人。この2人は、3rdアルバム『アートポップ』(2013年)にも参加していて、ガガとの相性の良さをみせていた。
サウンドは、昨年12週間の全米No.1を獲得した、ザ・チェインスモーカーズの大ヒット曲「クローサー feat.ホールジー」や、ゼッド&アレッシア・カーラの新曲「 ステイ」のような、メロウな感覚を持つエレポップ・チューンで、昨年秋にリリースした5thアルバム『ジョアン』や、これまでのアルバム(楽曲)にはなかった意欲作。
サビでは、ガガらしいパワフルなボーカルを聴かせるが、ファルセットを使い、優しく歌いあげる歌い出しだけでは、誰の曲なのか分からないほど、違う印象を与える。静と動が交錯する、アーティスティックなナンバーで、“無償の愛”をテーマにした歌詞の世界観も美しく、往年のレディー・ガガ・ファンも納得の仕上がりだ。
この曲は、新作からの先行シングルとして発表したものではないようで、今のところニュー・アルバムの発売などは発表されていない。近日中には、ミュージック・ビデオが公開されるかと思われる。
Text: 本家 一成
◎リリース情報
「ザ・キュア」
レディー・ガガ
デジタル配信
https://itun.es/jp/s-Sijb?i=1227018435
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