ロンドンを拠点に活動するMIKA（本名：MICHAEL PENNIMAN）は、レバノン生まれでアメリカとイギリスの二重国籍を持つアーティストだ。ラジオ向きのピアノ・バラード、官能的な曖昧さ、そしてメロディックなポップ・ミュージックを得意とする彼の音楽は、“ウィットに富み、チャーミングで、あからさまなほどにアップビートなサウンド”と形容され、デビュー・アルバム『LIFE IN CARTOON MOTION』は、本拠地イギリスでの売り上げ160万枚を含めて全世界で550万枚のセールスを上げる大ヒット作となった。

メジャー・レーベルからの第1弾シングルとなった「GRACE KELLY」は、イギリス、デンマーク、アイルランド、イタリア、ノルウェー、ベルギーのワロニー地方でNo.1を獲得したほか、その他の10ヶ国でTOP 10入りする大ヒットを記 録。さらにアルバムもフランス、ベルギーのフランダース地方、ギリシア、オランダ、ノルウェー、スイス、ベルギーのワロニー地方、そしてイギリスでNo.1に輝き、ドイツとオーストラリアを含む合計8ヶ国でTOP 10入りを果たしてい る。

特にフランスではJOHNNY HALLADAYを凌ぐ人気を誇り、2008年7月にパリで開いたコンサートでは55,000人もの観客を動員。アクロバットや道化師などをフィーチャーした130万ドル相当の大掛かりなステージを披露し、集まったファンを魅了した。そして拠点であるロンドンの自宅アパートの前にはファンからの贈り物が届き、時には夜を明かしてMIKAの帰りを待つファンの姿が見受けられるほどの人気ぶりだ。

そんな中、ファンが待ち望んだ待望のニュー・アルバム『THE BOY WHO KNEW TOO MUCH』が、ついにCasablanca/Island Records から9/21にインターナショナル・リリースされることが決定し、その翌日にはMIKAが次なる本格ブレイクを狙うアメリカでUniversal Republicから発売されることになった。

前作『LIFE IN CARTOON MOTION』は、2007年度の世界におけるベストセラー・アルバムの9位にランキングされ、AVRIL LAVIGNE、JOSH GROBAN、THE EAGLES、AMY WINEHOUSEといったビッグ ネームと肩を並べる快進撃を見せた。しかし全米アルバム・チャートでは最高位29位という不本意な結果に終ったこともあり、今回のニュー・アルバムでの全米制覇が期待されている。