2017/03/31
2017年4月に6年ぶりに来日するメアリー・J.ブライジだが、私生活では長年のパートナーでマネージャーだったケンドゥ・アイザックスとの離婚訴訟が泥沼化している。3月30日にニューヨークのヒップホップ/R&B専門ラジオ局Power 105.1FMに出演した彼女は、DJアンジー・マルティネズに現在の心境を語った。
彼女はアイザックスについて、「不幸なことに、彼は私の全てだったの。でも誰かを自分の全てにしてはいけないのよ、その人に力を与え過ぎることになるから」と、彼が単に“メアリー・J.ブライジの夫”という立場だけではなく、自分の同僚と一緒にいても居心地が悪くならないよう、多くのものを与え過ぎてしまったのだと語った。
4月28日(現地時間)にリリースされる13thスタジオ・アルバム『ストレングス・オブ・ア・ウーマン』について、「このアルバムは自分が今対処しようとしていることを体現している」と話す彼女は、そのサウンドスケープのヒーリング・パワーをリスナーも感じてほしいと願っている。
現在の気持ちを率直に語っている彼女のインタビューからいくつか気になる内容をピックアップした。
◎ケンドゥ・アイザックスが要求している生活費について(一部報道によると毎月12万ドル、約1,345万円の支払いを要求しているとされる)
彼には借りなんて一切ない。フェアじゃない。そのような額のお金を要求し続けるのは本当に卑劣だわ。
◎離婚を決意したきっかけ
我慢できないほど見下されてたことよ。馴れ馴れしくて無礼で、私のことなんてもういらないって思っているのが見え見えだった。「なんで料理しないの?」だって料理なんてしたことないし。「なんでこういう髪型にしないの?」だってそんな髪型なんてしたことないし、なんなの今更?もう彼は自分のことはいらないんだって気付き始めたのよ、彼はいつだってそこにいないから。自分だけが関係を保とうとしていて、ただただ我慢しているだけだって気付いたら、色々と精査する時が来たってことだったの。
◎泥沼化している離婚訴訟について
すぐにでも終わらせる力を彼は持っているのよ。要求を取り下げればいいだけの話。私にとってちっともフェアじゃないのよ、彼は自分が要求しているものを受け取るにふさわしくない。どうして私が払わなければならないの?どうして彼はそんな額を受け取る価値があると思ってるの?というか、どうしてお金を受け取る価値があると思うの?彼が私を作ったわけじゃないわ。彼は神じゃない。私の夫でマネージャーだったからお金を払わなければならないわけ?彼は私を“援助した”って言ってる。確かに援助したかもしれないけど、私のキャリアを作ったわけじゃない。私は彼と出会う前からメアリー・J.ブライジだったから、そんなことを言うのはフェアじゃない。そこに嫌気が差すの。
◎それでも楽観的でいられることについて
自分で自分のビジネスに対処しなければならなくなった分、大きな自信がついた気がする。何だかすごく悪い状況から脱した気がするのよ。今よりもっと悪化してたかもしれないことから。
◎離婚訴訟中にツアーすることについて
弁護士だのなんだの、あれこれバカげたことをずっと家で考えずに済むように、どこか別の場所にいたかった。発散して自分を表現して、自分の音楽を自分のセラピーに使って、ファンからエネルギーをもらえるような場所にいたかったのよ。
◎Mary J. Blige Talks Public Divorce, Hillary Clinton, Bday w/ Puffy & Cassie +More! FULL INTERVIEW
https://youtu.be/sE8n-89PR5o
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