2017/03/30
2017年3月28日に米ビルボード・ダンスの独占インタビューに応じたメジャー・レイザーが、元フィフス・ハーモニーのカミラ・カベロやアリアナ・グランデとのコラボレーションなどについて語った。
ディプロはこれまで何度もカミラとのスタジオ作業の様子をSnapchatに投稿しており、最近では1月にベニー・ブランコとカシミア・キャットと共に写っている写真を公開している。「カミラ・カベロとは20曲くらい作ったよ。俺らは彼女が大好きなんだ。声も素晴らしいし、一緒にデモをたくさん作ったよ」と彼は言う。
近い将来のリリースを考えている特定の曲があることも認め、「ビデオが完成して、曲がiTunesに上がるまでは何とも言えない」と明言を避けつつも、「でも彼女と曲を作ったことは確かだよ。彼女は俺らの友人でもある素晴らしいプロデューサーたち、カシミア・キャット、ベニー・ブランコ、フランク・デュークスとかとも曲を作ってる」と明かしている。
若くして大スターになったカミラにとって、メジャー・レイザーと過ごす時間は自分が“普通”でいられる貴重なもののようだ。ディプロは、「俺らはもう年だし、大して有名でもないから当たり前のように思ってるけど、あんなに若くて才能があって有名だと、普通に暮らすのが難しいんだ。彼女が楽しめるようなところに俺らが連れてくから、一緒にいる時間が楽しいみたいなんだ」と言う。MCウォルシー・ファイアは、「俺は毎週火曜日にマイアミのCoyo Tacoで“Rum N’ Bass”というパーティーを主催してるんだけど、彼女が立ち寄ってくれた時、誰も気にしてなかった。彼女、すごく盛り上がってたよ。ドープでラウドなトラップ・ミュージックの中でさ」と明かした。
彼らはトラヴィス・スコット、ザ・ウィークエンド、サム・ハント、ワーレイ、ウィズキッドとも仕事をしていることを認めた。また、2016年8月に曲の一部を公開したアリアナ・グランデとのコラボレーションについてディプロは、「彼女とも曲をいくつか作ったよ。でも彼女のリリースが立て込んでるから、俺らの作品をどうやってうまくはめ込めるのか分からない。相手が大スターだとその辺のタイミングを合わせるのが難しいんだ。市場ではライバルになるわけだし、皆が満足できるようにしたいんだ」と説明している。
2015年の『ピース・イズ・ザ・ミッション』に続くニュー・アルバム『ミュージック・イズ・ザ・ウェポン』には、昨年の大ヒット「コールド・ウォーターfeat.ジャスティン・ビーバー&ムー」と、ラッパーのパーティーネクストドアとニッキー・ミナージュをゲストに迎えた新曲「ラン・アップ」が収録される予定だが、ファンは従来のようなアルバムのリリースの仕方を期待しない方が良さそうだ。
ディプロは、「今までで最も多くの未発表曲を抱えているんだ。メジャー・レイザーはずっと夏のアーティストで、フェスティバル・シーズンに勢いが増す傾向があった。今年はちょっと出遅れてるけど、来月から5月にかけて新曲をたくさんリリースし始めるよ。夏が終わる頃には4曲出す予定だ。今の多くのアーティストが、市場を音楽で溢れさせてもいいんだということを証明してるしね」と語った。
◎Exclusive: Major Lazer Confirms They Wrote 20 Songs With Camila Cabello | Billboard News
https://youtu.be/8JneEFvB42s
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