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2017/03/09 21:38

伊藤淳史、猫の名演技を絶賛「本当に優秀」 舞台あいさつで逃走する“サ-ビス”演技?

 映画『ねこあつめの家』完成披露試写会イベントが9日、東京都内で行われ、出演者の伊藤淳史、忽那汐里、木村多江と蔵方政俊監督、劇中に登場する猫のシナモン、ドロップ、きゃり-、りんご、ベ-コン、まっぷ、ひげ、りのが出席した。
 2014年にリリ-スされたスマ-トフォン向けゲ-ムアプリ「ねこあつめ」を実写映画化したこの作品は、若くして新人賞を受賞し一躍人気作家となった小説家の佐久本勝(伊藤)が大スランプの中、不思議な占い師からの予言を受けて移り住んだ片田舎の古民家での“ねこあつめ”の生活を描く。
 猫たちとの共演について、忽那は「テイク数もほとんど重ねることなく、すごく優秀な猫ちゃんたちでした」と演技を絶賛。伊藤も「すごかった。(人間の)子どもや赤ちゃんのほうが全然大変です。猫も大変なんだろうなと思っていたけど、出てくれた猫ちゃんが本当に優秀で」と興奮気味に語り、「台本には猫の細かい動きまですごく書かれていて、書くのは自由だけど…、と思っていたらできちゃうんですよ」と見事な役者ぶりを明かした。
写真撮影の途中でステ-ジを逃走したベ-コン
写真撮影の途中でステ-ジを逃走したベ-コン
 ところが、3月9日で“ありがとうの日”というこの日、サンキュ-ならぬ“ニャンキュ-”としてシナモンやドロップをはじめとする9匹の猫も当初は登壇する予定だった。しかし劇中同様の名演技披露とはいかず、まずはステ-ジ登壇前にご機嫌斜めのゆずが出演を拒否。続いてベ-コンが写真撮影の途中でステ-ジを一目散に駆けて逃走するなど最終的には7匹に。“ニャンキュ-”とはいかなかったが、自由気ままな猫の“サ-ビス”でキャスト陣や会場を大いになごませていた。
 映画は4月8日から新宿武蔵野館ほか全国ロ-ドショ-。
忽那汐里とドロップ