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2017/03/07 22:28

ノンスタ井上、涙の謝罪会見 「自分の都合の良いように解釈してしまった」

 昨年12月、乗用車を運転中にタクシ-への当て逃げ事故を起こした、お笑いコンビNON STYLEの井上裕介が7日、きのう6日に東京地検で不起訴処分が決まったことを受け、東京都内の吉本興業本社で会見を行った。
 井上は、昨年12月11日の深夜、東京都世田谷区の都道で、タクシ-に衝突して男性運転手にけがを負わせたが、警察への通報などを行わず、そのまま現場から逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検され、処分が確定するまで、芸能活動を自粛していた。
 黒いス-ツ姿で現れた井上は、事故当時の状況について「ひょっとしたら“当たったのではないかな”と思ったのですが“当たっていないだろう”と、自分の都合の良いように解釈してしまい、その場を離れてしまいました」と説明した。
 タクシ-にぶつかった際は「少し違和感を感じた。おかしいなという感覚がハンドルから伝わった」というが、車内で音楽を流していたこともあり「(ぶつかった)明確な音は認識できなかった」という。
 だが、車に同乗していたお笑いコンビ、ス-パ-マラド-ナの武智から「当たったんじゃないか? 降りて確認した方がいいのでは?」と促された井上は「動揺してしまい右折レ-ンに入った」ところの信号待ちで停止したという。
 井上は「もし当たっていたならば、タクシ-の運転手の方が降りてこられるだろう、話し合いにくるだろうと僕が勝手に思ってしまった」と語り、実際に「クラクションも、そういう動きもなかったため、やっぱり当たってなかったんだと、都合のいいように思い込んでしまいその場を離れてしまいました」と述懐。「逃げたという意識はないです」と強調した。
 「世間を騒がせたらどうしようと思ったのでは?」という質問には、「自宅に帰って駐車場に車を止めた時に、こすれたような跡を確認して、先程の違和感は(タクシ-に)当たっていたのでないかと思い、どうしようと思ったのは事実です」と認めた。
 被害者男性のけがの状態については、「診断書によると全治2週間ぐらいと聞いております」と井上。その後、相手が直接謝罪する場を設けてくれたという。
 「『本当に申し訳ないことをしてしまいました』『体の方は大丈夫ですか』という話しをしました。本当に優しい方で、僕が泣きながら謝罪するのを見て、僕が100パ-セント悪いのに、相手の方も涙を流されて『謝罪の気持ちは伝わりました。早く劇場やテレビで漫才をして私に見せてください。それでまた私のことを笑わせてください』という温かいお言葉を頂きました」と語り、声を詰まらせた。
 今後の活動再開については「まだ明確に決まっておりません。まず、たくさんの方々にご迷惑をお掛けしてしまったので、自分の口から自分の声でしっかり謝罪の気持ちを伝えたい。相方の石田(明)くんや世間の方からお許しいただける…となった時に初めて会社と話し会い、どういう形でやっていくのか決めていきたい」と話すにとどめた。

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