2009/12/15 00:00
ボーカリストのSADE ADUをフィーチャーしたR&BグループのSADEが、ほぼ10年ぶりにニュー・アルバム『SOLDIER OF LOVE』を2010年2/8にエピック・レコーズから発表する。12/14にニューヨークのリンカーン・センターのフレデリックP.ローズ・ホールで開催された試聴会に登場した彼女はシルクのパンツスーツに身を包み、髪をポニーテールにして、相変わらず若々しくみえた。
『SOLDIER』はSADEがバンドの友人で長年のコラボレーターであるMIKE PELAとともにプロデュースしている。バンドのラインナップは1983年にスタートしたとき以来実質的に変わりない。アルバム収録曲は、ADUとサックスホーンおよびギター・プレイヤーのSTUART MATTHEWMAN、ベーシストのPAUL SPENCER DENMAN、キーボーディストのANDREW HALEによって書かれている。
「THE MOON AND THE SKY」では、起伏のあるバイオリンとシンプルなドラムに乗ってADUが以前の恋人への熱愛を宣言している。先週1STシングルとしてリリースされたタイトル曲は優しい風と共にスタートし、ミュートされたトランペットが入ってくる。マーチング・バンドのドラムと荒っぽいエレクトリック・ギターを背景にADUがハスキーな声で甘く囁いている。
感動的な「MORNING BIRD」はストリングスやピアノ、タンバリンなどが詰め込まれている。「BABY FATHER」はギター、「THE SAFEST PLACE」はピアノを基本にしたプロダクションになっている。
「LONG HARD ROAD」にはドラマチックなバイオリンが入っていて、「BE THAT EASY」はカントリーっぽいラブ・ソング。「BRING ME HOME」には苦しみが溢れており、「IN ANOTHER TIME」はバイオリンやサックスのアレンジが驚異的。「SKIN」はドラムン・ベースのビートをフィーチャーしている。
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