2012/01/18
映画「星を追う子ども」主題歌や、箭内道彦とのコラボ楽曲など、昨年も多くの話題作を発表した熊木杏里。デビュー10周年となる2012年第1弾シングル『今日になるから』を1月18日にリリースした彼女から、今作に関するメッセージが到着した。
熊木杏里は、2002年2月『窓絵』でメジャーデビュー。その柔らかくも感情が滲み出る美しい歌声、楽曲は着実に“心の拠り所”を求めるリスナーの耳を捉え、気付けば東京国際フォーラムでのワンマンライブを実現。Amazon.co.jpのベストセラーランキング1位、2位を独占するほどの人気を手にしたシンガーソングライターだ。大物アーティストや映像クリエイターからの信頼も厚く、代表曲『新しい私になって』は、小田和正が【クリスマスの約束】で「最近テレビのCMで聴いて、いいなと思った曲」と歌唱したことも。
そんな彼女のニューシングル『今日になるから』は、テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」エンディングテーマに起用されており、日常を取り戻そうとする強い意思を感じさせるナンバー。ライブでも大きな感動を生み出しており、特に「ありがとう ひとりで泣かないでくれたから 今 私はあなたの胸になれた」というフレーズは多くのリスナーの涙を誘っている。
その楽曲『今日になるから』についてのメッセージが熊木杏里本人より到着。2月22日にリリースするニューアルバム『光の通り道』についてのコメントや、同作のアートワークも掲載解禁となったので、合わせてチェックしてみてほしい。
◎熊木杏里『今日になるから』について語る
--ニューシングル『今日になるから』、自身では仕上がりにどんな印象や感想を持たれていますか?
熊木杏里:10周年にして初めて、なんだろう、現実の中での安らぎ、優しさみたいな空気が充満しているなぁと思う。「ひとりで泣かないでくれたから、私はあなたの胸になれた」この立ち姿が、歌声やオケにも繊細な表情をして存在している。久々のシングルリリースがこの歌でよかったと思います。
--どのような背景や想いから生まれたものなんでしょう?
熊木杏里:昨年の震災直後に、ある番組のロケで、震災で大きな被害にあった長野県の栄村へ行きました。長野は私の故郷ですので、栄村で生きる人たちへの想いも強かったと思います。でも、いざ栄村に行って 何もできなかった。歌を歌うことも。そのまま帰って何日か後に、土曜ワイド劇場のエンディング曲のお話があり(ちょっとふさぎ込んではいたんですが)ふと「日常」を取り戻すという意味で想いが重なり書こう! と思いました。いっきに出来たので、まさに立ち上がる私の開口一番の歌だと思います。
--「土曜ワイド劇場」エンディングテーマとしてこの曲が流れてくるのは、どんな気分ですか?
熊木杏里:人間のドラマが描かれた後に聴こえてくる歌ですから、自分も視聴者として拝見しながら、しみじみしてます(笑)。その時の役者さんの顔だったりお話しのテーマで、歌も違った感じで届いてくる気がして感慨深いです。土ワイファンのみなさんにも愛される歌になればいいな!
--2月リリースの『光の通り道』はどんなアルバムになりそう?
熊木杏里:フルアルバムという嬉しさが止まらないですが(笑)私の原点であるフォークソングの感じも今回は出して、言葉のメッセージを磨く作業にも力を入れました。徹底的にテーマを決めて書いたりもしました。なので本質に近い歌も出来たんじゃないかな。音楽プロデューサーの武部聡志さんとも今回たくさん関わらせてもらい、歌への姿勢も、言葉の伝え方も、すべて音楽である!
◎アルバム『光の通り道』
2012.02.22 RELEASE
[初回限定盤(CD+DVD)]
WPZL-30351/52 3,500円(tax in.)
[通常盤(CD)]
WPCL-11035 3,150円(tax in.)
◎シングル『今日になるから』
2012.01.18 RELEASE
[初回限定盤(“うちなか趣味photo”差し替えジャケット仕様)]
WPCL-11020 1,300円(tax in.)
[通常盤]
WPCL-11021 1,200円(tax in.)
◎ライブ【熊木杏里 LIVE 2012 10th anniversary Year Concert 光の通り道 ~one night road~】
05.06(日)渋谷公会堂
OPEN 16:30 / START 17:00
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像