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2009/12/14 00:00

BILLBOARDの2000年代最優秀アーティスト

EMINEMはBILLBOARDホット100にデビュー以来10年少々だが、BILLBOARのアーティスト・オブ・ザ・ディケイド(10年間)を獲得した。

この集計は過去10年(1999年12/4〜2009年11/28)の2つのチャート(BILLBOARD 200アルバムとホット100ソング)での活躍に基づいたもの。

EMINEMは1999年2/27に「MY NAME IS」でホット100に登場、2000年に入ってから27曲をエントリーさせている。BILLBOARD 200ではこの10年に発表された5枚のアルバムがすべて1位になっている。デビュー・アルバム『THE SLIM SHADY LP』は1999年春に初登場2位だったが、2000年にもまだチャートインし続けていた。

男性アーティストの首位はEMINEMだが、女性はBEYONCE、グループはNICKELBACKが獲得した。

BEYONCEのソロ・キャリアは2000年にスタートし、23のシングルがホット100入り、5曲が1位になっている。アルバムは6枚が入り、3枚のスタジオ作品はすべてナンバーワンになっている。

NICKELBACKはデビュー曲「HOW YOU REMIND ME」でいきなりホット100の1位を記録。以来5枚のトップ10シングルを出している。これまでの4枚のアルバムはすべてトップ10入りし、1位を獲得した『ALL THE RIGHT REASONS』は156週間もチャートにとどまった。

EMINEMは10年間の集計ではトップ・アーティストだが、年ごとの集計では一度もトップになっていない。2000年と01年はDESTINY’S CHILD、02年はNELLY、03年と05年は50 CENT、04年はUSHER、06年と08年はCHRIS BROWN、07年はAKON、09年はTAYLOR SWIFTが年間トップ・アーティストになっている。


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