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2017/02/13

メジャー・レイザー、2017年初のシングルは躍動感あふれるナンバー(Song Review)

 スマートフォン「Nexus 5X」のCMソングとして起用された「リーン・オン」(2015年)が、日本でも大ヒットを記録したメジャー・レイザーの新曲「ラン・アップ」が1月26日にリリースされ、2月18日付全米ソング・チャートに初登場した。

 2017年初のシングル「ラン・アップ」は、女性ラッパーのニッキー・ミナージュと、ドレイクが設立したレーベル「OVO Sound」に所属するラッパー、パーティーネクストドアが参加した、ダンスホール調のナンバー。彼らのコンセプトである「デジタル・レゲエ」が全面に出た躍動感あふれる作品で、曲にピッタリはまったパーティーネクストドアとニッキー・ミナージュのラップも相性抜群だ。

 制作/プロデュースは、メンバーのディプロと、売れっ子プロデューサーのスターゲイトを中心に、ゲストのニッキー・ミナージュとパーティーネクストドアも、ライターとしてクレジットされている。昨年大ヒットを記録した、ドレイクの「ワン・ダンス」や、ジャスティン・ビーバーの「ソーリー」のような中毒性をもつ、メジャー・レイザーらしい1曲で、繰り返されるサビは一度聴いたら耳から離れなくなる。

 ジャスティン・ビーバーと女性シンガーのムーが参加したシングル「コールド・ウォーター」が大ヒットしたばかりのメジャー・レイザー。この曲と新曲「ラン・アップ」を含む新作『ミュージック・イン・ザ・ウェポン』が間もなくリリースされる予定で、本作にはオランダ出身の兄弟EDMデュオ、ショウテックが参加した「ビリーバー」や、ダブステップが印象的なバッド・ロイヤルとタッグを組んだ「マイ・ナンバー」も収録される予定だ。Text: 本家 一成

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