2月7日～8日、大阪・フェスティバルホールにて、森俊之(Key)、亀田誠治(B)、佐橋佳幸（G）と河村"カースケ"智康による森亀橋バンドが【森亀橋 2017 presents Your Songs, Our Songs powered by FM COCOLO】を開催し、日本の音楽シーンを支える16組のアーティストたちが世代を超えたコラボレーションを繰り広げた。

　このイベントは、当代きっての音楽プロデューサーであり、日本のミュージックシーンに欠くことのできないプレイヤー/アレンジャー3人による"森亀橋"がプロデュースした一夜限りの饗宴。2007年11月、大阪城ホールに12,000人を集め、2017年、10年の時を経て再び集結した。

　1日目には、ウルフルズ初のトリビュートアルバム『Best of Girl Friends』に参加した片平里菜とトータス松本が共演。片平は「すごく素敵な夜になりました」と充足感を見せた。TOSHI-LOW（BRAHMAN／OAU）と仲井戸"CHABO"麗市は雰囲気をガラッと変え、男臭いブルージーなライブを繰り広げた。

　2日目には、吉田美奈子が「いつか共演したい」と語った中納良恵（EGO-WRAPPIN'）とアレサ・フランクリンとメイヴィス・ステイプルズがデュエットした教会でのライブを再現し、伸びあがる二人の歌声が響き渡った。最後を飾った岸田繁（くるり）と小田和正は「ばらの花」を歌い、小田は「君、良いメロ書くよね」と絶賛。「言葉にできない」では溜息にも近い多幸感が溢れ、スタンディングオベーションにて閉幕した。

　"日本の音楽界の先輩、それにリスペクトする若手"というコラボをコンセプトに8組16アーティストによる世代を超えた共演に、亀田は「音楽・心の中に何かが宿って、繋がっていく感じがたまらんですな！」と語り、佐橋は、「このイベントを作った時点で、マニアックなイベントだと思っていた」「音楽の大大ファンがお越しになると思っていました」とコメントし、出演者・オーディエンス全てが大満足の2日間となった。

　また、FM COCOLOではライブ音源とバックステージインタビューで構成した特別番組を19日(日)、26日(日)に計4時間にわたりオンエアする。

　そして、Billboard JAPANでは、各アーティストのライブレポートを後日掲載する予定。

◎公演情報
【森亀橋2017 presents Your Songs,Our Songs powered by FM COCOLO】
大阪・フェスティバルホール
2017年2月7日（火）、8日（水）＜終了＞
出演アーティスト：
森亀橋バンド 森俊之(Key)/亀田誠治(B)/佐橋佳幸(G)/河村"カースケ"智康(Ds)
[2/7(火)]
片平里菜/岸谷香/GLIM SPANKY/トータス松本/ TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)/仲井戸"CHABO"麗市/MANNISH BOYS（斉藤和義/中村達也）/miwa
[2/8(水)]
小田和正/岸田繁(くるり)/さかいゆう/佐藤千亜妃（きのこ帝国）/田島貴男(ORIGINAL LOVE)/Chara/中納良恵(EGO-WRAPPIN')/吉田美奈子

◎番組情報
『FM COCOLO SPECIAL PROGRAM 森亀橋2017 presents Your Songs, Our Songs』
オンエア日：2月19日(日）、26日(日) 各日19:00～21:00
DJ:加藤美樹