2017/02/08
2月11日に公開されるグザヴィエ・ドラン監督の最新作、映画『たかが世界の終わり』の本編映像が公開された。
“愛と葛藤”を描き続けたドラン監督が本作で描いているのは“ある家族の1日”。今回公開された本編映像では、自らの死を告げるため12年ぶりに帰郷する主人公・ルイと、何も知らずに久々の再会を待ちわびる家族たちとの対面シーンが切り取られている。
「若き美しき天才」と称されるドラン監督は普段から劇中歌にもこだわりを見せており、2014年に公開されカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『Mommy/マミー』のクライマックスシーンでは、オアシスの「Wonderwall」が起用され注目を集めた。本作で特に印象的なのは、口数の少ない主人公の心情を代弁するかのように劇中で挿入されるフランスの個性派シンガー・カミーユによる「Home is where it hurt」と、ラストシーンで使用されるモービーの「Natural Blues」だ。また、その他にもオゾンの大ヒット曲「恋のマイアヒ」や、ジミー・イート・ザ・ワールドといった楽曲がBGMとして起用されている。なお本作は、2017年2月11日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー。
◎『たかが世界の終わり』本編映像:https://youtu.be/Vfa53oE1nD0
◎映画『たかが世界の終わり』
2017年2月11日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督・脚本:グザヴィエ・ドラン
原作:ジャン=リュック・ラガルス『まさに世界の終わり』
出演:ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイ
配給:ギャガ 提供:ピクチャーズデプト、ギャガ、ポニーキャニオン、WOWOW、鈍牛倶楽部
後援:カナダ大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
原題:Juste la fin du monde/カナダ・フランス合作映画/99分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:原田りえ
(C)Shayne Laverdiere, Sons of Manual
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像