2017/01/17
18か月前までほぼ無名だったデンマークのバンド、ルーカス・グラハムは、シングル「7イヤーズ」で大ブレイクし、現在【グラミー賞】で最も権威ある<年間最優秀レコード>と<年間最優秀楽曲>の2部門と<最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス>部門の合計3部門にノミネートされている。
米ビルボードの【グラミー賞】ビデオ・シリーズのインタビューに応じたバンドのフロントマン、ルーカス・グラハム・フォルクハマーは、「僕たちにとって【グラミー賞】を受賞することは大きな意味があるよ。同僚が選考した上で投票で決まるものだからさ。そこがすごくクールだよね」と話した。そして、「1年前は僕たちのことを誰も知らなかった。でも今は僕たちのシングルがアメリカで大ヒットしたことで【グラミー賞】の3部門にノミネートされてるんだ。僕たちにとっては今のところノミネートされただけでも十分クレイジーだよ。受賞することはあまり考えられない……それは贅沢な気がする」と続けた。
「7イヤーズ」の【グラミー賞】受賞の前にはビヨンセ、アデル、ジャスティン・ビーバー、ザ・チェインスモーカーズなどの大物アーティストが立ちはだかる。激しい競争になることはフォルクハマーと他のメンバー、ベーシストのマグナス・ラーションとドラマーのマーク・ファルグレンは皆自覚していて、自分たちは“underdogs(勝ち目のない者)”であると話す。
ただ、受賞は期待しないものの、自分たちはインパクトのある楽曲を作ったとフォルクハマーは胸を張る。共感しやすい家族のテーマや徐々に年齢が進行する曲の作りの他に、「“7イヤーズ”は市場に現在出ているどの曲にも似ていない」と彼は言い、「この曲には多くの時間と努力を費やしたんだ。2年半から3年くらいかかってるんだよ。だからみんな自分の家でこの曲をかけるとそういった部分が聴こえてるんじゃないかな」と加えた。
結果がどうであれ、評価されたことと授賞式に出席できる機会をもらえたことだけでも十分だとフォルクハマーは話した。「何も期待はしないよ。その場にいられるだけでハッピーなんだ」。
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