2012/05/11
初のベスト盤『しょこたん☆べすと――(°∀°) ――!!』も好評な中川翔子が、5月6日に【10元突破!SHOKO NAKAGAWA LV UP LIVE 超☆野音祭】の日比谷野外大音楽堂公演を行った。
デビュー10周年という節目ながら、1月3日に最愛の祖母が急逝。代名詞ともいうべきブログを3日間休止するなど波乱の幕開けとなったが、4月からはアニメ「ふるさと再生 日本の昔ばなし」のオープニングとエンディング曲を担当。
アニメ「聖闘士星矢Ω(セイントセイヤ・オメガ)」では主題歌に加えて城戸沙織のキャラクターボイスにも起用され、前述のベスト盤もオリコンウィークリーチャートで自己最高位となる初登場3位を記録と、中川翔子は2012年も変わらぬ大活躍を続けてきた。
そうした中で開催された【超☆野音祭】は、大阪城野外音楽堂で初日を迎え、誕生日である5月5日と翌6日は日比谷に舞台を移して行われた自身初の野外ワンマン公演だ。6日は荒天の予報も日中から晴天が続き、かねてより自認している雨女のレッテルも返上かと思われたが、開演直前の夕暮れ時には一転して雷雨に。
多くの観衆が今回のグッズであるピンク色の雨合羽を着込む中、自らギター生演奏に初挑戦する『つよがり』で元気良くステージに現れた中川翔子は、ベスト盤収録の新曲も交えながら、代表曲を次々に畳み掛けていった。
また、この日は全国各地で荒天に見舞われたが、ライブ中盤に差し掛かる頃には雨足も弱まり、やがて晴天へ。開演時は「どんな結果(=天候)になっても楽しんでやろうじゃないか!?」と息巻いていた中川翔子も、天を指差し「やったぜ俺たち、宇宙に勝ったー!」と満面の笑顔を見せ、6年を超える歌手活動で培ったステージングを武器に本編24曲を見事に披露した。
アンコールでは、本家主題歌を担当したMAKE-UPのNoB(vo)がゲスト出演し、前述のアニメ「聖闘士星矢Ω(セイントセイヤ・オメガ)」主題歌の『ペガサス幻想 ver.Ω』をデュエットで熱唱。『空色デイズ』は北京語バージョンもと、最後まで盛りだくさんの選曲で超満員の観衆を楽しませた彼女。
7月からは念願のアジアツア―で香港や台北、シンガポールに上海などを巡り、秋には東名阪で行う新たなツアーも発表となった。世界が注目するアニソンを心より愛し、公言し続けることで数々の夢を叶え、未来を切り拓いてきた。“宇宙規模のアニソンシンガーになる”と豪語する中川翔子が、10周年を節目にその羽をアジアまで広げる。
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