2012/05/02
謎の女性ヒップホップ集団 DiSが、5月1日に新曲『DEAR NATALIE』を無料配信。ポップカルチャーのニュースサイト ナタリーを批判する内容の楽曲を公開した。
DiSといえば昨年12月にYouTubeで楽曲を公開し、アイドルシーンや特定のヒップホップミュージシャンに対する強烈なディス(貶す、侮辱するの意)で物議をかもした異色のユニット。ミュージックビデオや写真を見る限りでは、女性ふたり組のラップユニットだった。
5月1日22時過ぎに彼女たちは、自身のオフィシャルTwitterに「【せんせんふこく!】[DEAR NATALIE]」と投稿。女性ラッパー フーユーとJunoskateなる男性ラッパーが新たに加わった4人体制で、ナタリーを名指しで貶めるリリック(歌詞)をラップする『DEAR NATALIE』を発表した。
さらに、歌詞では“面白みのない提灯記事” “報道気取りのトンチキチン” “早いんじゃねえ、事前ソースもらっ10mon!”と、他サイトにまで及びかねない批判をも展開。終盤には“文句なら 直接電話をくれ”と電話番号をラップしてしまうなど、正にヤリたい放題のディスを繰り広げているのだ。
こうして遂にニュースサイトにまで牙を剥き始めた彼女たちだが、その風体やTwitter上のアイコンが酷似している点から、この夏、avexよりメジャーデビューする異色アイドル BiSと同一人物なのではないか、との説もある。
もし仮に両者が同一人物だとするのならば、これからメジャーシーンへ打って出る新星アイドルが、日本を代表するニュースサイトのひとつである人気メディアを公然と批判したも同義となり、以降の活動にも影響を与えていくことになるだろう。
ヒップホップミュージシャン同士の場合、ディスされた側はすぐさまアンサーソングを発表して対抗するのが通例となっているが、現在ナタリーは同曲を紹介するニュース記事を掲載するに留まっている。
ただ、かたやミュージシャン、かたやニュースサイトメディアという異色の組み合わせになっているだけに、今後の展開は読みにくい所が大きい。続報に期待しよう。
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