2017/01/10
パルコ・プロデュ-ス ミュ-ジカル「キャバレ-」の公開舞台けいこ&会見が10日、東京都内で行われ、出演者の長澤まさみ、石丸幹二、小池徹平、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山菜津子と台本・演出の松尾スズキが出席した。
松尾による演出で10年ぶりの再演となる本作は、ヒトラ-政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレ-「キット・カット・クラブ」の歌姫サリ-(長澤)をはじめとする、人々の恋模様を描く。
歌姫の衣装で堂々と登場した長澤は、ミュ-ジカル初挑戦ながら「初めてのことだけれど、毎日楽しくけいこできていたので、けいこ場と同じ気持ちをお客さんに届けられたらと思います」と初日に向けての意気込みを語った。
さらに「自分がどういうふうに『キャバレ-』というお話を見せられるかというところで、まだ不安はありますが、こんなにすてきなカンパニ-でやれることができて幸せです」と語り、「今日の衣装もそうだけど、その時代の衣装や小道具、踊り、歌、お芝居で楽しく作品を届けられるんじゃないかと思っています。楽しみに来てくださったらうれしいです」と呼び掛けた。
キャバレ-のMC役の石丸は白塗りの自身を指して「普通の人間ではないですが、こういう役どころですので、普段の日常にない世界に飛び込んで演じてみたいと思っています」と苦笑交じりに語った。
サリ-の恋のお相手のクリフを演じる小池は「まとまっているかは分からないけど、空気がいい、すてきなカンパニ-に入れていただきました。べったりするようなドキドキするシ-ンもあるので早く見ていただきたい」とアピ-ルした。
また、初演キャストの一人で、エルンストを演じる村杉が「長澤さんにキスが下手だと言われてしまいました」と明かすと、長澤から「言ってないです。『キスした時に唇を中央に寄せ過ぎて、唇が硬い』と言っただけです」と爆笑しながら訂正され、村杉は「唇を柔らかくするように頑張っています」と笑わせた。
舞台は11日~22日に都内、EXシアタ-六本木で上演。その後、神奈川、大阪、仙台、愛知、福岡公演を回る。
(左から)松尾スズキ、平岩紙、村杉蝉之介、石丸幹二、長澤まさみ、小池徹平、秋山菜津子、小松和重
エンタメ OVO
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