2012/04/13
ニューシングル『シリウス』も好評なTHE BACK HORN。4月5日 Nothing's Carved In Stoneとの対バンライブ【KYO-MEIライブ~シリウス~ & Hand In Hand】を開催した。
ELLEGARDEN活動休止中の生形真一(g)を中心に、ストレイテナー等で活躍する日向秀和(b)やFULLARMORの大喜多崇規(dr)、ABSTRACT MASHの村松拓(vo,g)と、錚々たる顔ぶれが集うNothing's Carved In Stone。先陣を切った彼らは「全力で来てくれたら、全力で返すから。よろしく!」と、尋常じゃないテクニックとエモーションでもって言葉通りに会場を扇情。最初から最後までエンドルフィンを分泌させ続けた。
そんな強烈なアクトを受けての登場となったTHE BACK HORNは、ファンの間で“念仏”の愛称で親しまれている『雷電』をド頭に披露し、いきなり狂喜乱舞を生み出す。その後も前述のニューシングル収録曲から、2000年リリースのインディーズ作品『桜雪』まで新旧ナンバーを全身全霊でお届け。そして「まだまだまだまだ盛り上がっていきましょう!」と、後半に満を持して『コバルトブルー』『刃』といったキラーチューンを連発し、会場にいる全員と大暴れ。またここに来て熱量を増したと思わせる音と歌で、涙と笑顔を誘う。
また、山田将司(vo)が「俺ら両バンドの想いは、お互い手を取り合って、毎日何があるかわかんねぇ人生を超えてゆけるような音楽をずっとやっていきたい。そこにこうやってみんな集まってくれて、いろんな想いで来てくれてると思うけど、楽しんでくれている顔を見て、とても俺たちも嬉しいです」と語れば、東日本大震災を受けて「何か自分達に出来ることはないのか」と生み出したバラード『世界中に花束を』を熱唱。更に、命を表現した『シリウス』を畳み掛け、オーディエンスを鼓舞し続けた。
アンコールでは、松田晋二(dr)いわく「生命の嵐、生命の讃歌。去年1年間、みんなが蓄えていた想いを閉じこめました」というニューアルバム『リヴスコール』を6月6日にリリースすると発表。その後、恒例のラストナンバー『無限の荒野』では、菅波栄純(g)を山田が叫びながら肩車するなど、漲りまくったステージングを繰り広げた。
◎ライブ【KYO-MEIライブ~シリウス~ & Hand In Hand】
04.05(木)SHIBUYA-AX SET LIST:
・Nothing's Carved In Stone
01.Truth
02.Spiralbreak
03.November 15th
04.Falling Pieces
05.Chain reaction
06.Inside Out
07.Pride
08.Sands of Time
09.Rendaman
10.Around the Clock
11.Isolation
・THE BACK HORN
01.雷電
02.罠
03.一つの光
04.汚れなき涙
05.桜雪
06.クリオネ
07.真夜中のライオン
08.コバルトブルー
09.刃
10.世界中に花束を
11.シリウス
En1.無限の荒野
◎アルバム『リヴスコール』
2012.06.06 RELEASE
[初回限定盤(CD+DVD)]
VIZL-474 3,500円(tax in.)
[通常盤(CD)]
VICL-63876 2,800円(tax in.)
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