大みそか恒例の「第６７回ＮＨＫ紅白歌合戦」のリハ－サルが３０日、東京都内で行われ、出演者顔合わせ・セレモニ－で紅組司会の有村架純、白組司会の嵐・相葉雅紀、総合司会の武田真一アナウンサ－をはじめ出演者が一堂に会した。
　この日は、後半部分のリハ－サルが進められ、「サヨナラの意味」を歌う乃木坂４６の出演パ－トでは、有村が早速「乃木坂フォ－チ－シックス…」とかんでしまう場面も。島津亜矢が歌う美空ひばりの「川の流れのように」の紹介でも「みそば…」と言い間違えてしまうなど、たどたどしい司会ぶりで会場を和ませた。
　相葉は、初出場で「ＰＥＲＦＥＣＴ　ＨＵＭＡＮ」を歌うＲＡＤＩＯ　ＦＩＳＨの歌唱前のやりとりで、ステ－ジ袖でト－クをするメンバ－の中に中田敦彦がいないことから「あっちゃんがいないことに触れていいの？」と藤森慎吾に確認し、藤森が「全然いいですよ」と答えるなど、コミュニケ－ションを取って本番を想定した入念な確認を行っていた。
　ＡＫＢ４８は２９日に一般投票で決まった紅白選抜の４８人が発表され、出演者顔合わせで今年の紅白リハ－サルに初登場となった。「夢の紅白選抜ＳＰメドレ－」は「ＲＩＶＥＲ」からスタ－トし、「フライングゲット」のミュ－ジックに合わせて発表されていく上位１６人がステ－ジ中央に出て「君はメロディ－」を歌唱した。
　“ダミ－順位”での立ち位置の確認から始まったリハ－サルは、ＡＫＢ４８選抜総選挙での順位が使用され、センタ－を務めた指原莉乃は自身の名前が１位で発表されるとセンタ－マイクに歩み寄り、「やった－」と抑揚のない棒読みコメントで笑いを誘った。そのほか、年内でグル－プを卒業する島崎遥香は眼鏡を掛けてリハ－サルに臨んだ。
　今年大ヒットを記録し、快進撃を続ける映画『シン・ゴジラ』とのコラボレ－ション企画は、「ゴジラがＮＨＫホ－ルに襲来！」との重大事態を受けて劇中でゴジラを封じた英雄たちが再び立ち上がり、世界観はそのままに「紅白対ゴジラ」が展開されるというもの。リハ－サルでもたびたびゴジラの動向についての速報が入り、長谷川博己が演じた矢口蘭堂が首相官邸から会見を行う様子など紅白バ－ジョンの映像がお披露目された。
　また、午後３時過ぎからのカメラリハ－サルに出席するＸ　ＪＡＰＡＮは、昨日香港で開催予定だったＹＯＳＨＩＫＩによるソロコンサ－トが中止となり、本日無料ライブを行うことから帰国がかなわず欠席。ＹＯＳＨＩＫＩを除いた４人で臨むことになった。それに伴い、リハ－サル後に予定されていたＸ　ＪＡＰＡＮの囲み取材もＮＨＫ関係者から中止が発表された。
　今年は「夢を歌おう」をテ－マに、紅白合わせて４６組が出場。番組はＮＨＫ総合で１２月３１日午後７時１５分からオンエア。
紅白リハ－サルに登場したＡＫＢ４８

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