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2009/12/09 00:00

故郷の同性愛婚姻平等法制定に支持表明

BRUCE SPRINGSTEENの生まれ育ったニュージャージーでは今週同性愛者の婚姻平等法案の投票が行なわれるが、彼は法案に賛同している。12/9には
自らのオフィシャル・ウェブサイトで立法を支持する声明文を発表した。

「ニュージャージーに暮らす多くのみんなと同じように、僕もトレントンで現在検討されている婚姻平等立法の行方を追いかけてきた。僕は同姓のカップルの権利を信じ、そのためにずっと声を上げてきたし、『婚姻平等問題は市民権問題として捉えられるべきであり、すべての市民が法の下に平等に扱われるよう認められなくてはならない』というCORZINE知事の意見にまったく賛成だ。その声明を全面的に賛同し、ゲイやレズビアンの兄弟姉妹を平等に扱うことを支持する人たちはその声を今こそ上げるべきだと訴えたい」と彼は書いている。

ニュージャージー州議会は12/10に婚姻平等法についての投票を行なう。すでに月曜日に一部の議員団が投票を行ない、7対6で法案を全体投票に持
ち込むことが決定した。法案が通過に必要な21票を集めるかどうかは明らかでないが、同性愛権主張者は立法を1月までに承認させようとしている。1月には共和党のCHRISTOPHER J. CHRISTIEがCORZINE知事の仕事を引き継ぐ事になっている。CHRISTIEも同性愛婚を支持する法案に投票すると述べている。

長年のSPRINGSTEENファンであるCHRISTIEは最近自分の知事就任式のチャリティ・コンサートでのパフォーマンスに彼を招待している。

ニューヨーク・タイムズの報道によるとその招待は断られ、新知事は代わりにSPRINGSTEENのトリビュート・バンドであるB STREET BANDにパフォーマンスをさせることにした。

SPRINGSTEENは12/6にワシントンD.C.のケネディ・センター名誉賞で受賞を果たしたばかり。

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