2016/12/20
最新インタビューでモービーが、エミネムからいじめを受けただけでなく、エレクトロ音楽の仲間である筈のエイフェックス・ツインからも口撃されていたと明かした。
1993年にオービタルとヴェイパースペースと共にツアーしていた時、エイフェックス・ツイン(本名リチャード・D・ジェームス)がインタビューで繰り返し自分を批判していたとモービーは打ち明けた。
ポッドキャスト『レイヴ・キュリオス』とのインタビューでモービーは、ジェームスは自分と一緒にツアーしていることを疑問視し、自分のことを「間抜け(buffoon)」と呼んだと話した。
モービーは、当初エイフェックス・ツインの音楽のファンであったものの、「自分が嫌われていると分かっていながら相手の音楽を好きでい続けるのは難しいよ」と語った。
2016年6月に出版された自身の回顧録『ポーセリン』の中でもモービーはこの“ビーフ”(わだかまり)について綴っている。「エイフェックス・ツインのレコードが大好きだったから、彼を好きになりたかった。でも彼はほとんど誰とも喋らなかったし、インタビューに応じた時は僕がステージでギターを弾くことを批判した。僕はツアーバスのせいでひどい不眠症だっただけなのに、僕のことをメディアに“エリート気取り”と呼んだ」と彼は書いている。
モービーの13thスタジオ・アルバム『These Systems Are Failing』は10月に発売された。
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