2016/12/19
ピーター・ジャクソン監督による『ロード・オブ・ザ・リング(LOTR)』3部作に故デヴィッド・ボウイがキャスティングされなかった理由がようやく公式に明らかになった。
『LOTR』のキャスティング・ディレクター、エイミー・ハバードがハフィントンポストのインタビューに応じ、ボウイをガンダルフ役にキャスティングすることが検討されたものの、彼の多忙なスケジュールの為引き受けることができなかったと明かした。結局その役はイアン・マッケランが演じた。
「ボウイに話は持ちかけました。始動してから最初の数週間の頃にピーター・ジャクソンが言い出したことだったと思います。そのことについてずっと思いを巡らせていたみたいだったので、クリス(アンドリュース、ボウイのエージェント)に電話してみましたが、(ボウイが)忙しすぎたんです」とハバードは話した。
今年の初めに、『LOTR』3部作でホビット族のメリー役を演じたドミニク・モナハンが、ボウイがオーディション会場から出てくるのを目撃したと話したことから、ボウイが何らかの役にキャスティングされていたのではないかと噂されるようになった。
「“LOTR”のオーディションを受ける為に、ハバードというロンドンにある割と悪名高いキャスティング・エージンシーのオフィスにいて、終わった後にオーディションを仕切っていたジョン・ハバードに話し掛けたんだ」とモナハンはハフィントンポストに語った。
オーディションは上手くいったと言われ、フィードバックを待つよう指示された彼はキャスティング事務所の受付で座っていた。
「雑誌を読みながら待っていたら、デヴィッド・ボウイがやってきて、ちょっとしたリストにサインして中に入った。ガンダルフ役のオーディションを受けたんだと僕は推測してる。それ以外の役は考えられない」と彼は明かした。
ボウイが『LOTR』に参加したがっていたという噂に関しては、シリーズ1作目が公開された頃から色々なところに書かれてきた。エルフ族のエルロンド役を希望していたらしいが、結局ヒューゴ・ウィービングが演じることになった。このことについてジャクソン監督は当時、「有名で愛されているキャラクターと有名なスターが衝突するのは少々居心地が悪い」と表現している。
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