2016/12/17
1903年12月17日、アメリカ・ノースカロライナ州のキティホークにおいて、ライト兄弟が有人動力飛行に成功した。これにちなみ、12月17日は「飛行機の日」に制定されている。
音楽史をさかのぼると、かつてはツアー中の飛行機事故により才能あふれるアーティストが命を落とす、といった悲しいできごとが何度も繰り返されていた。しかし、現在はトップアーティストがツアーをおこなう際にはプライベートジェットを利用することが定番となり、豪華な機内で優雅に過ごす様子がSNSにアップされることもしばしば。
しかし、なかにはアーティスト自らジェット機を操りワールドツアーを敢行する強者もいる。そのバンドとは、イギリス出身の大御所ヘヴィメタル・バンド、アイアン・メイデンだ。フロントマンであるブルース・ディッキンソンは国際線パイロットのライセンスを所持しており、アイアン・メイデン仕様の専用ジャンボジェット機「Ed Force One」を自ら操縦し、メンバーや機材を乗せてワールドツアーをおこなっている。このことは、ファンの間ではおなじみとなっており、バンドのロゴやマスコットのエディが大きく描かれた専用ジェットを空港の展望デッキで“到着待ち”するファンもいるほど。ワールドツアーの一環として今年4月におこなわれた来日公演の際にも、同ジェット機で日本入りを果たしている。
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