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2016/12/09 15:32

「真田丸」堀田作兵衛役の藤本隆宏が大富豪に 「ワクワク感よりドキドキ感が強い」

 2017年丸美屋食品ミュ-ジカル「アニ-」の制作発表会が9日、東京都内で行われ、アニ-役の野村里桜と会百花、ウォ-バックス役に決まった藤本隆宏、リリ-役の山本紗也加ら出演者が登壇した。
 本作は、1986年に日本で初演されて以来、167万人が観劇した大ヒットミュ-ジカル。孤児院の前に置き去りにされたものの、いつか両親が迎えにきてくれると信じている11歳の少女アニ-が、両親と暮らすという夢を持って前向きに生きる姿を描く。
 放送中の大河ドラマ「真田丸」で堀田作兵衛役を熱演している藤本は、本作ではアニ-に孤独な心をなぐさめられ、養女にしたいと願うようになる大富豪の役を演じる。
 藤本は、本作のオファ-を受けた時の心境を「ワクワク感よりドキドキ感の方が強かった」と振り返ると、「大人のキャストが(子役を)サポ-トしながら、いい刺激を子どもたちからもらいながら、楽しみながらやっていきたい」と語った。
 これまで三田村邦彦や目黒祐樹など、名立たる俳優が演じてきたウォ-バックスという役柄については「これまで演じた人の中で(自分が)一番若いんです。温かいお父さん像、お兄さん像を作り上げていくのは大変だと思います。若いなりに、良いところも悪いところも出して、うまく演じていきたい」と語った。
 また、アニ-役の野村は、初めて着る衣装に「すごくゴ-ジャスでうれしいです」と笑顔を見せると、「見に来てくれたお客さんに元気なパワ-を与えられる、前向きなアニ-になりたいです」と意気込みを語った。
 一方、会も「どんな時でも諦めない、明るくてチャ-ミングでみんなに好かれるようなアニ-を演じたい」と力強く宣言した。
 舞台は2017年4月22日から5月8日、都内、新国立劇場で上演。
(前列左から)野村里桜、会百花、(後列左から)青柳塁斗、マルシア、藤本隆宏、彩乃かなみ、山本沙也加

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