2016/12/07
B'zの稲葉浩志とテニスプレーヤーの錦織圭。ジャンルは違えど、常に第一線で活躍し続ける2人が初対談を果たした。
学生時代、軟式テニス部に所属し、今でも試合会場にも足を運ぶほどのテニス好きという稲葉。錦織との対談は、稲葉とギタリストのスティーヴィー・サラスによるアルバム『CHUBBY GROOVE』の収録曲「TROPHY」が、来月から開幕する「WOWOWテニス2017シーズン」イメージソングに決定したことから実現。同曲について稲葉は、「トロフィーをもらえる瞬間はアスリートじゃないとない。ただ、自分の普段の生活の中でも、みんなトロフィーが欲しい、さび付かないトロフィーがもらえる瞬間が欲しい、という想いを込めて作った」と話す。
対談では「あらゆる質問はしつくされているんじゃないかな」と最初こそ遠慮気味だった稲葉だが、自分の地元と錦織の意外な接点が判明すると一気にテンションがアップ。グランドスラムやリオ五輪についてなど、次々と錦織に質問を投げかけた。試合の細かいシーンについても質問が及んだため、錦織は「僕の試合も見てくださって、これだけ選手に詳しいなんて」と驚いた様子。テニストークでエンジンのかかった錦織も、収録の合間には「稲葉さんのスウィングが見てみたい」「テニスウェアで来ればよかった。それだったら勝負できますよね(笑)」と稲葉に突っ込みを入れるほど、終始和やかな雰囲気で収録は進んだ。
2016年の一番印象に残っている試合を聞かれた錦織は、迷うことなく「オリンピックのナダル戦」と答えた。「前回のロンドン、北京と違って、どうしてもメダルをとりたい、日本のためにいいニュースを届けたいというモチベーションで戦っていた。すごく背負っている感じがあった」と当時を振り返る。
稲葉は「2016年はいろんなところにいって、会ったことない人に会ったり、訪ねて行った友人のスタジオで制作をしたり、納得しながら仕事ができたので、楽しく貴重な経験だった」と振り返った。しかし、まだまだ満足はしていないようで、「30年近くやっていて、もっとやっていればよかったなという後悔もある。アスリートのような転戦もかっこいいなと思う」と錦織のように世界を転戦することへの憧れも語った。
さらに2017年への約束という質問に錦織は、「今の5位よりランキングを上げたい、できれば4位か3位で終われるように頑張ります!」と力強く宣言。稲葉は「どこか知らない街に行ってライブをやりたい。いろんなところで今までやってきたが、まだまだ世界は広いので」と、その視線の先は錦織同様、世界へと向いている。
なお、対談の模様は、『錦織圭×稲葉浩志「テニス対談」』と題され、12月31日午後4時からWOWOWライブにて放送。さらに、1月1日午後0時からは、稲葉浩志オフィシャルウェブサイト「en-zine」とWOWOW動画にてディレクターズカット版が配信される予定となっている。
◎WOWOWライブ『錦織圭×稲葉浩志「テニス対談」』
2016年12月31日(土)午後4:00~
◎“INABA / SALAS”NEWアルバム『CHUBBY GROOVE』
2017/01/18 RELEASE
[初回限定盤(CD+DVD)]BMCV-8050 / 3,700円(tax out.)
[通常盤(CD)]BMCV-8051 / 2,800円(tax out.)
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