2016/11/21 06:00
関西テレビ・フジテレビ系で放送されるクリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」の囲み会見が11日、東京都内で行われ、主演する多部未華子が出席した。
このドラマは、「理想の男は、架空の世界で自家栽培すればいい」と思っている恋に臆病なすべての女性たちに送る、切なくもハッピ-なラブスト-リ-。とことん恋に不器用な1組の男女が勇気を出して現実の恋に一歩踏み出したとき、2人に最高のクリスマスが訪れる。
現実の男にまったく期待していない、恋愛シミュレ-ションゲ-ムプランナ-の主人公を演じる多部は「王道のラブスト-リ-かなと思いました。気の合わない2人がお互いの言い分を言い合うシ-ンを撮って、すごくひかれるというかベタだなって…。そういうラブスト-リ-は私も好きなので」と好感触だという。
一方で、脚本を読んでキュンとしたせりふやシ-ンを問われると「私、キュンキュンすることがあまりないんです」と言い切り、ルックス・キャリア・すべてにおいてハイスペックながら女心だけが致命的にわからない残念男子な相手役、高橋一生のせりふ「俺の女に手を出すな」にいたっては「笑っちゃうんですよね。すみません」と思い出し笑いしながら明かした。
若者の“恋愛離れ”が叫ばれる世の中の流れについても「なんでみんな恋愛しないのかなと思います。した方がいいとは思いますけど、私の周りの友だちも兄もしていない。全然わからない」と首を傾げ、「私の友だちは恋愛というものに対してあまり期待していません。目的ややりたいことがあってそれに没頭しているとかだったら(恋愛は)なくてもいいのかなと思うけど、それでもしたかったらしますよね。なんでだろう」と身近な友人の例を挙げた。
多部自身も「私もあまり期待していないというか、求めたことがないかもしれない。まったく男の人が何を考えているかわからない。男の人もそう思っていると思いますが…」とデリケ-トな心境を吐露しつつ、「手紙を書くのは好きなんです。ラブレタ-っていいと思う。次に恋愛するときは、告白しようと思う瞬間があったら手紙を書いてみようかな。やばいと思います? どうですか?」と爆笑しながら記者に問いかけた。
また、最後に「クリスマスなので、恋愛をしたいって気持ちがある人や忘れてしまっている人もキュンキュンできる王道恋愛スト-リ-です。主人公の気持ちに共感しながら、でもコメディ-なので楽しく笑いながら見てほしいと思います」と呼びかけていた。
ドラマは12月20日午後9時からオンエア予定。
右は共演の高橋一生
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