Billboard JAPAN


NEWS

2016/11/14 16:24

「ニュ-トはヒ-ロ-らしからぬヒ-ロ-」 『ファンタスティック・ビ-ストと魔法使いの旅』ワ-ルドプレミア

 ハリ-ポッタ-新シリ-ズ『ファンタスティック・ビ-ストと魔法使いの旅』のワ-ルドプレミアが、11日午前に米ニュ-ヨ-クで行われ、主人公ニュ-ト・スキャマンダ-を演じたエディ・レッドメインをはじめ、キャサリン・ウォ-タ-ストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラ-とデイビッド・イェ-ツ監督、原作・脚本のJ.K.ロ-リングが出席した。
 会場には本作のコスプレをした“ファンタビスト”や、「ハリ-ポッタ-」のコスプレをした“ポッタリアン”が集結し、極寒のニュ-ヨ-クにもかかわらず、会場は熱気で包まれた。
 21日から来日するレッドメインは、胸ポケットに緑色の木の妖精ボウトラックルを連れて登場し「早く日本に行きたい!日本には『ハリ-ポッタ-』のマジカルなファンがいっぱいいるから、『ファンタスティック・ビ-スト』も楽しんでもらえるとうれしいな」と期待を膨らませた。
 さらに「今年、日本で3、4週間妻と2人で旅行したんだ。うどんや、おすしを食べたんだ。大好きだから、また食べたいし、色々な所に行きたいよ」と興奮気味に語った。
 また、自身の演じたニュ-トについては「彼は本当に心の優しい人物で、愛すべき人物で、動物たちが大好きで、動物たちは、誤解されているだけなんだと信じているんだ」とコメント。
 「大好きなのは、彼が人間とうまく付き合えないというところ。常に魔法動物と一緒にいるんだ。社会の中で適合していく能力がないんだね。だけど、彼の魔法動物とは、仲が良いんだ。それで彼がこの映画の始まりでニュ-ヨ-クに到着するんだけど、ジョ-(ロ-リング)が衝撃的に素晴らしく、ここで描いているのは、そんな彼が他の人に出会うことで、彼の良い部分が出てくるということ。彼らと一緒にいることで、それぞれの一番良いところが引き出されるんだ」と続けた。
 そして会見では、レッドメインが以前にスト-リ-について秘密にしておかなければならなかったことを話してしまい、監督から叱られてしまったという、ニュ-トのようなおっちょこちょいなエピソ-ドを明かし、会場の笑いを誘った。
 ロ-リングは今回来日しないが「(魔法学校は)日本にもあるが、ニュ-ヨ-ク以外のどこに行くかは言えない。今回のシリ-ズは世界を旅することがテ-マだからね。映画を楽しんで」と秘密を守りつつ「2作目には中国のビ-ストが出る。ドラゴンじゃないけれど」と続編の内容を明かした。
 また「チャリティ-のために短い本を書いた時に、ニュ-トのキャラクタ-が、すごく魅力的に思えたの。ただその時点では自分で脚本にするなんて、想像していなかったけど、ワ-ナ-に“『ファンタスティック・ビ-スト』を映像化したい”と言われた時、“ちょっと待って、ちょっと待って”と言ったの。だって、ニュ-トを間違って描いてほしくなかったから。私はニュ-トが好きだったから、彼がどんな人物だと私が思っているのかしっかりと語らなくちゃいけないと思ったの。それで、自分でも気付く前に、脚本を書き始めていたの。ニュ-トについてだったらいつか書けそうだわと思っていたの。結果的には、最高だったと思う。これが本当に本当に私が書きたかったことだから」と自身が脚本としてペンを執ったきっかけを語った。
 ヒロインを演じるウォ-タ-ストンは「撮影中に『ハリ-ポッタ-』を読んで、『ファンタビ』を撮影して、魔法の世界にどっぷりとつかった6カ月だった」と幸せそうに振り返った。
 映画は11月23日から全国ロ-ドショ-。

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    【ビルボード】Travis Japan『's travelers』15万枚超でアルバム・セールス・チャート首位 岩田剛典/&TEAMが続く

  2. 2

    BE:FIRST、ワンカットで幸福感あふれる「街灯」MV撮影

  3. 3

    H ZETTRIOの音楽番組、大晦日5時間SPに続いて新春SPも決定&番組ショーケースライブ“千秋楽”レポート到着

  4. 4

    Stray Kids、まるごとスキズ仕様の貸し切り新幹線「Stray Kids Special Express」が運行

  5. 5

    <ライブレポート>Mrs. GREEN APPLE、夢に見てきた光景に感動 計10万人動員した10周年記念ライブに続く次なる舞台は5大ドームツアー

HOT IMAGES

注目の画像