2016/11/02
2016年11月5日に公開となる、リチャード・リンクレイター監督の最新作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』。この本編クリップ映像が公開された(http://y2u.be/CWrV-CHY5po)。
本作は、ベルリン国際映画祭の最優秀監督賞、ゴールデン・グローブ賞最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞し、アカデミー賞作品賞・監督賞初ノミネートなど、2014年の映画賞を総なめにした『6才のボクが、大人になるまで。』(14)などで知られるリチャード・リンクレイター監督の最新作。1980年の夏を舞台に、野球推薦で大学に入学することになった主人公ジェイク(ブレイク・ジェナー)が、何にも縛られない大人の自由を満喫しつつも、大人としての責任を感じ始める微妙な心情を描いた作品で、『アメリカン・グラフィティ』(74)『スタンド・バイ・ミー』(87)『ブレックファスト・クラブ』(86)などに連なる、“青春グラフィティ・ムービー”の新たな傑作となる。
また、音楽の数々も大きなみどころとなり、映画のタイトルにもなったヴァン・ヘイレン「エヴリバディ(原題:Everybody Wants Some)」、シュガーヒル・ギャングによる79年のヒット曲「ラッパーズ・ディライト」、ブロンディ「ハート・オブ・グラス」、S.O.Sバンド「テイク・ユア・タイム」、ホット・チョコレート「エヴリワンズ・ア・ウィナー」、チープ・トリック「甘い罠」など、ジャンルを問わず70年代後半~80年にヒットし、今もなお愛される“永遠の青春ナンバー”が映画を盛り上げる。
今回、公開された映像に収められているシーンは、ジェイクと野球部のメンバーたちが、シュガーヒル・ギャング「ラッパーズ・ディライト」を歌いながら、車でナンパに出かけるシーン。シックによる傑作ディスコ「グッド・タイムズ」のトラックにのせてノリノリのラップを歌うメンバーたちの姿は、ザ・ナック「マイ・シャローナ」が鳴るオープニング同様、野球部のメンバーたちのキラキラした青春を表すシーンとなっている。
監督はこのシーンの撮影について「シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」を歌うシーンの撮影時も、この曲を聞いていた時代を思い出して撮っていたんだ。彼らもすごく楽しんでいたしね」と、楽しい撮影だったと振り返っている。
◎映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』
2016年11月5日(土)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
プロデューサー:ミーガン・エリソン、ジンジャー・スレッジ、リチャード・リンクレイター
出演:ブレイク・ジェナー、ゾーイ・ドゥイッチ、タイラー・ホークリン、グレン・パウエルほか
配給:ファントム・フィルム
2016/アメリカ/アメリカン・ビスタ/117分/原題:Everybody Wants Some!!
(C) 2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
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